表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しろがねの翼  作者: 夢屋満月堂
chapter2「魔眼と預言と天の星」
9/36

08:夢



 金切り声が耳を裂く。





 ――カエシテ! アノコヲドコヘヤッタノ!!





 悲鳴。怒号。止まない叫び。





 ――トリカエゴダ

 オソロシイバケモノメ

 コッチヲミルナァァ

 ウメテシマエ

 ヒヲカケロ

 イヤ、ウミニナガスンダ――





 ――こぽり。





 水の音。歪む視界。黄色く濁った眼。





 ――ナントスバラシイ"マガン"!

 コノチカラガアレバ、デキヌコトナド――





 無数の管。絡まる鎖。鈍く光る鋼の枷。





 ――こぽり、こぽり。





 分厚い硝子の向こう側。

 どれだけ見ても、

 そこにはやっぱり闇しかない――





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ