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第11章第3節 大繁栄
2040年に再び使者が貢物を携えてやってくる。
いわゆる科学技術を携え、2000年代の大繁栄と呼ばれるような繁栄期を迎える。科学技術の水準は、現在では魔法と呼ばれるような状態へと進み、空を超えた船を作り、この世界とは違う世界へと向かうことができるようになる。貢物は受け入れられ、代わりに最高神官の娘を使者は受け取るということで解決した。
2050年までには、この惑星全てが帝国の支配下となる。反乱はあれど、技術水準は最高潮となり、一方で民族の差はなくなる。ただし、それは民族がなくなることを意味していない。