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第10章第1節 未来について
エルハード文書はいよいよ第10章へと入る。ここでは、現在から未来を俯瞰する。このために、最高神官閣下に頼み、神との対話を経て得られた情報をここに記すこととなった。なお、未来という不確定事象を取り扱うため、今は分からないことや、後に誤りとなる事象もあるが、神はその都度修正を為されるためであり、それは人として判別することができないためとなる。
近未来として帝国歴において2000年までを第10章で、それ以降は第11章で、また、さらなる未来の話を第12章で記す。