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第4章第2節 コルスティック大陸
コルスティック大陸は、第1次産業、第2次産業、第3次産業がまんべんなく分布している。畑の横に、工場が立ち並び、脱穀をした物を運送を行うということを続け、都市が満たされている。
火山が並んでいるため、使える土地が少ないということもあり、漁業が主な1次産業とされる。よって、魚を主原料とする練り物、缶詰、刺身などが主食とされており、主要輸出品にもなっている。
第2次産業としては、それらの輸出用に加工するための設備である。
各都市を結ぶ道路は、火山によりほぼ毎日封鎖されるため、いつしか忘れ去られた。その一方で、造船所は繁盛しており、それらの原材料となる鉄、ニッケル、アルミニウムといった素材を加工し、船や鉄骨などを輸出するという加工貿易の拠点となっている。
第3次産業として、サービス業があるが、大陸のどのようなところでも輸送をすることができるように、火山の高熱やガスに耐えられるような特殊なシールドを開発し、輸送をするようにされている。