表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/114

第9章第3節第3款 相談

イカムルードが悩んでいると、ジルサンデルが歩いてきた。

ジルサンデルは、

「どうしたのだ、イカムルード」

イカムルードは、

「ああ、ジルサンデル。実は……」

イカムルードは、先ほどの神との会話を話す。

ジルサンデルは、

「そろそろ、我々も神と同一される時が来ているのであろう。だが、それまでにやり残したこともある」

イカムルードは、

「それはなんだ」

ジルサンデルは、

「我々は、神の子孫であるが、人の祖先とならなければならない」

イカムルードは、

「妻がいるな」

ジルサンデルは、

「そうだな。ただスワキサルザの承認がいるだろう」

スワキサルザはこの場にいなかった。

それゆえに、ジルサンデルは一致した見解を求めたのだろう。

これ以来、国の頂点にいる三職である、エルハンドラ帝国皇帝、エルハンドラ帝国皇帝付き侍従長、エルハンドラ帝国最高神官の三者の同意なくして、国は行政を執行してはならないとされた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ