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第4章第1節 サルード大陸
本章では、商業、工業について、各大陸ごとに語る。
初めにサルード大陸より。
サルード大陸は、北部にある山地に鉱業が発達し、都市部ではサービス業が、郊外では近傍で軽工業、遠くなるにつれ大規模な重工業を行っている。
ただし、このような重工業地帯は、大都市より離れた小都市において行われていることが多く、ジャングル地帯、草原地帯より遠く離れている。
現在では、重工業は、新たな資源の一つである石油を基にした繊維業、燃料等に生成している。
北部鉱業地帯では、鉄、ニッケル、アルミニウムといった金属類を主に発掘しており、黄鉄鉱、黄銅鉱、石灰石を産出する場所もある。
いずれにせよ、我が国の重要な鉱物の採取場所に違いはない。
都市部に目を移せば、運送、商店、スーパーと言った第3次産業が高度に発達をしている。特に運送業は、1つの都市にとどまらず、大陸全土、さらには他の大陸にまで輸送を可能としている。ただし、空を飛ぶことができないため、海路による運送となるため、日持ちがしない物は運送することができない。