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第8章第3節第6款 会合
歓待の宴が終わると、会合が行われた。
会合は、それぞれの友好条約についての話し合いである。
話し合いの内容については、詳しく書かれた事柄はない。
何もなく、淡々と進み、締結した。といった具合がやっとだ。
ただし、その内容については、とても詳しく書かれている。
条約として王長が初めて結ぶものであるからであろう。
他のものと比べても、この項に割かれているページは多い。
そもそも、この友好条約が、全ての条約の基礎になっていると言っても過言ではない。
それほど重要であると、古の人も考えていたのだろう。