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第8章第2節第7款 第三の儀式
これが終わると宴会が供される。
この宴会の冒頭が第三の儀式だ。
民へ即位したことを知らしめるための宴会であり、その冒頭では、王長が即位したという宣言をするのだ。
皇帝に即位して以降もほぼ定型文であるため、以下にそれを記そう。
なお、玉長又は皇帝即位となれば、王長となっていた部分を玉長又は皇帝と名を変える必要がある。
「万国の民よ、我は王長としてここに即位した。そなたらと神と、そして自分自身の名において契約を結ぼう。我は王長であり、神の地上における正統なる後継者である。我を崇めよ、奉れよ。そして世々恙無く我らの子らが繁栄するように祈れよ」