表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/114

第8章第2節第6款 第二の儀式

第二の儀式は、午前8時ぐらいから行われるものである。

これも、欠かすことのできない事柄だ。

祈りを終え、禊を再び済ませると、遠くから来た来客をもてなすための準備をする。

このもてなし料理に毒が入っていないことを証明するため、全く同一の膳を用意し、それを食べるのだ。

ちなみに、どうやらこれが王長にとって朝ごはんの代わりを務めているらしい。

客人に出すものは、自らが食し、そして乾杯するということのようなのだが、残念ながら今は形骸化していると言わざるを得ないだろう。

同一のものと言いつつも、別の調理場から持ってくるからである。

その点、この時代では、祈りの言葉を唱えつつ、確かに同一の鍋から出てきたものだということなので、素晴らしいと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ