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第7章第6節 王としての即位:第1款 人と相談
新たなる村長となったスワキサルザは、悩んでいた。
その様子を見ていたジルサンデルとイカムルードが聞く。
ジルサンデルは、
「どうして、そこまで悩んでいるのか」
スワキサルザは、
「もはや村という規模ではない、新たな名前が必要ではないのではないだろうか」
イカムルードは、
「ならば、神に聞いてみるのがいいだろう。神ならば、なにかしらの助言をして下さるだろう」
ジルサンデルは、
「なるほど、ではそうしよう」
そして、イカムルードが主宰して、神に話を聞く事となった。