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第7章第3節第3款 出発

神の言葉は真の言葉。

イカムルードは、兄弟や村長にその話を伝えた。

村長は、

「ならば、お主らのみで往け。それが神の命であれば、それに従え」

スワキサルザは、

「村長と神の命によって、われわれ兄弟は3人力を合わせ、その巨石を砕き、わが手に収め、必ずや戻ってきましょう」

村長と契りを結び、必ずここに帰ってくることを約束した。

それから、15ラーディンを旅するのに必要な物を今でいうリュックに仕舞い、彼らは旅立っていった。

それは、神の命に従うための、重要な旅である。

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