表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/114

第7章第3節 戦:第1款 始まり

三つ子は、育ち、15となった。

長男であるスワキサルザは、村長を慕い、常にどこに行くにも共に歩いている。

次男であるジルサンデルは、長男を慕い、その一挙手一投足を見ている。

三男であるイカムルードは、村の相談役を慕い、占術を教えてもらい、今では神官として活躍をはじめようとしている。


スワキサルザが、イカムルードに聞いた。

「これから、この世界はどのように動いていくのであろうか」

イカムルードは、

「大混乱が起きるだろう。この平原は、血で染まるだろう。だが、長くは続かない」

ジルサンデルは、

「それは、戦が起きるということか」

イカムルードは、

「そうだ。大戦争だろう。だが、我々は、敵に打ち勝ち、巨大化する」

スワキサルザは、

「これから、我々は大きくなるだろう。そのための第一歩となるであろう」

そのへ村長が現れた。

村長は、

「争いは、できる限り避けなければならない。だが、避けられない戦いというのもある」

イカムルードは、

「ならば、争わなければならないであろう。神へと供え物をして、必勝を祈願しなければならない」

村長は、

「神へは、イカムルードが話し合え。相談役は、その補助をせよ。神が我らについてくださるのであれば、我らはその威光によって、必ずや勝利をつかめるだろう」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ