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第13章 永劫

これよりさらに未来。いつの日にか訪れる宇宙の死。それがいつになるのか、ということはもはや神にすらわからない。神に分からないのであれば、我々、人間が分かることなんてことは到底ない。

この我々がいる宇宙は、それでも、転生への封鎖の後もしばらくは存続する。数百年や数千年といった単位ではない。少なくとも万単位であることは間違いない。もしかしたらさらに長いかもしれない。いかなる歴史書や神話、さらには他の書籍にもこれらについては掲載されていない。ただし、科学者に曰く、数億年のスケールで考えるとありうるとされる。宇宙が拡散していくと、神も生き残れない世界が生まれるという。それがどうなるのかは定かではないが、神ですら生き残れないのであれば、我々は当然生き残っていないだろう。だが、残った人々はそれらを受け入れて、日々を営んでいくことになる。終わるからといって、今の生活が直後に消える、という生活にはならないためである。

これらゆえに、第13章は他の章とは異なり、これより先の未来については不確定要素が多すぎるということをもって終わる。神に分からぬことを一介の人間である私が書くことは到底できないためである。

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