これを見ているだろう友達へ
教えた友達、周りに教えないで下さい。
絶対他の人に言わないで下さい
あなただからいったんです。
繰り返します。
絶対他の人に言わないで下さい
俺は、これを作り、ホッとして「小説家になろう」
のサイトを閉じた。
そして、安心してベッドにはいり、
深い深い眠りについた。
次の日、職場に行くと、同僚から、
「お前、小説家になろうに投稿しているんだな!」
と言われ、少しビクッとした。何故なら昨日他の人に言わないで下さいという文章を書いたからだ。
私を驚かした張本人が、すごいな〜、というふうな感じに言っていたが、これがもし小馬鹿にしたように言われていたら…
と考えると、鳥肌が立ってくる。
そして席に座った私はあの同僚だけにしか知られてないことを願った。
しかし、その願いが叶うことはなかった。
一人に知れ渡るどこか、皆に知れ渡っていた。
不幸中の幸いにも誰も私を馬鹿にする者はいなかった。
安心した私は私はいつも通りに仕事をし、昼休憩になる。
私は、いつも通りコンビニに行き、ワンコインで買えるご飯を買いに行く。
お腹が減っていた私はいち早く会社に戻り、デスクの上で食べる。
しかし、デスクの上が書類で溢れ返っている。
私の会社も早くデータ化してほしい。
デスクの上でご飯を食べることはあきらめ、
会社の作業用の机で食べることにした。
うちの会社は、集中力を上げるために、五十部屋ほど、小さいスペースがあり、それぞれはそこまで厚くないしきりで離されているのだが、静かに作業したい、つまりは真面目な社員がくるため、ここは静かだ。
さらに、ご飯を食べるのが禁止されているわけでもない。
そう。私を止める事はもはや出来ないのだ!
だから、私はコンビニで買ったご飯を持ち、そこに入る。
すると、隣の部屋から、仕切り越しに話し声が聞こえる。
1「この前言ってた、小説家になろうに投稿している人いるじゃない?」
2「うん」
1「今からその子の書いた小説見てみない?」
2「いいね!見てみよう!」
1「何て名前だったっけ?」
2「たしか、『チャラい神様と異世界冒険』とかいう名前だった気がするよ(実際に私が作ったので、よかったら見てみてね!)」
1「そうだっけ?」
といってから、少し間が空く。
私は、自分の書いた小説が知人に読まれる気恥ずかしさと、
どのような評価をされるかの緊張感でドキドキしていた。
すると、また声が聞こえてきた。
1「これか!」
2「読もう読もう!」
緊張をほぐすためにご飯を食べていたが、もうご飯がなくなってしまった。
だから、もう行こうかと思ったときに再び話し声が聞こえる。
1「これめちゃくちゃ面白いね!」
2「ね!ーーーーーーーーの場面とか伏線なんじゃない! (ネタバレ防止)」
1「確かに!」
2「これは読まなきゃ人生の半分以上を損しているね!」
褒めてくれて嬉しい…!
以上、実は『チャラい神様と異世界冒険』の作品のpv作品でした。
ここまでたどり着いた人0人説(そもそも本文の中の真の本文を見つけられない可能性も...)