表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ 見た目を気にする人たち

 クラスメイトたちは、私を化物だと呼んだ。


 お前は人間ではない、化物だと。髪や肌、目の色が違うだけで化物だと言われた。


 白い肌、白い髪、スミレ色の目、いわゆるアルビノである。


 母からは、私が弱い気持ちだから虐められるのだと諭されました。


 私、なにも悪いことしてないのに。


 虐めっ子を殴る気持ちで立ち向かいなさい。母からそう言われたので、実際にしました。


 そしたら、虐めっ子のリーダーは、鼻血を出して泣き出しました。


 先生やクラスメイトは、みんな私が悪いと言いました。


 そんな私にも、心を許せる友達がいます。野良犬のコロです。


 私が転んだ時に、私の頬を慰めるように舐めてくれたのがコロでした。


 コロは私の太股を舐めるのが好きみたいです。だけど、楽しいコロとの時間は長くは続かなかったです。


 コロは死にました。私が殴った虐めっ子のリーダーが、コロを川に落として殺してしまいました。


 私は感情のままに、虐めっ子たちへ詰めよったのですが、私はリーダーの取り巻きに突き飛ばされ、コロと同じように川に落ちたのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ