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第六話 本当の友達
学校に着くと、『いつも』となってしまった、
クラスの女子たちのランドセルをロッカーにしまい、
自分の席へと向かった。
自分の席の場所。
そこは…ゴミ置き場だった……
「あー教室、スッキリしたぁ！」
私に向けて投げられた言葉が、頭の中でうるさく木霊する。
私は机と椅子を順番に運ぼうとした。
すると、頭の上でとても楽しそうに笑っている女子たちの声が響きわたった。
私はこのとき、こう思った。
私には、本当の友達なんていない───…
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