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92 美しき香り 3(アラン)

 


 リードの部屋は、紙やら本でひしめきあっている。私と同じくらいの広さの部屋だったはずだが、寝床にすら積まれた本をみて、寝袋を持って採掘坑に住んでいるのは単にここが本だらけになったせいで寝転べなくなったからではないかと思ったほどだった。


 その本の隙間をぬって、リードの机のそばによる。周囲には数枚花びらが残っている。だが、あとは空き袋になった麻袋がたたんで積まれていた。

 

 ―――……昨日大量に運び込んだはずの花びらがない?


「……花びらは?」

 

 思わずたずねると、リードが「今から説明します」と言って、私が預けていた双剣の片割れを机の引き出しから出して机上に静かに置いた。


「結論から言うと、花びらはこの剣に吸わせました。食べさせたといった方がよいのかもしれません」

「え……」


 驚いて、隣にたつリードの横顔を見る。

 彼の怜悧な眼差しは机上の剣に注がれている。


「あの夜から4年経ちますが、その間、こちらに運んでもらった花びらはすべてこの剣が吸っています」

「……吸う?」

「はい」


 リードの話の意味がわからない。

 何をどう尋ねていいのかもわからず、私は黙ったままリードと同じように机の上の剣を見た。

 幼いころ、父から譲りうけて以降、自分がずっと身に着けていた剣だ。

 その剣がバラの花びらを吸うと言われてもピンとこない。おそらく魔術の一つなのだろうが、剣が花びらを食べるというのは初耳だった。


「そもそも……兄さんは、このフレアにある、聖域や聖地の島にある『魔力』、人の身体に流れる『魔力』……簡単に人は魔力と口にしていますが、この魔力とは何だと思いますか」

「人に流れる魔力は、魔術を扱うための力だろう? 聖なる力で、大地に在れば、地を潤し、実り豊かにしてくれるともいわれている」

「そうですが――そもそもその『魔力の源』はなんだと思いますか」

「さあ……それはわからない」


 リードはそっと剣の方に両手を伸ばした。左手で柄を握り、右手を鞘がわにそえる。


「これはまだ本当に研究の一部、私の想像の域をまだ出ていないのですが――……魔力、それは元々、人の願い、想いといった形のない、けれど強い”念”だったのではないかと考えています」

「願い、想い……?」

「はい。"人"という生き物がいつ出現したのかはフレアの歴史学ではまだわかっていません。けれど、想像できぬほどの長い年月だったのは当然のことでしょう。そしてその間、人というものが生まれて以来、絶えず人は、何かを想像して願ったり祈ったり、時に呪ったりした。何かを心で強く思ったりしてきたことでしょう。何世代も何世代も……。フレアだけではありません……人という人が皆、なにかを強く願う、思う、瞬間がある。その見えないけれど「在る」想いが作る強い波動、目に見えぬ力のようなもの……そのひとつひとつは微量なその人が発した念が莫大な量があつまったもの……それが魔力だと考えられるのです」

「あつまる?」

「石ならば聖晶石、人ならば私のようにたくさん貯める器は魔力が強いことになります。貯めた「魔力」はまとまった活力となり、その活力を利用するのが「魔術式」なのではないかというのが、バレシュ伯の研究論文をもとに私が考えたことです」

「つまり、人の強い想い、気持ちの塊のようなものが、何世代にもたまっていつのまにか魔力と呼ばれるような一つの力の種類になったということか?」


 私がわかった範囲で答えると、リードは頷いた。

  

「えぇ、そして、聖晶石と呼ばれる石は――その”想い””念”を吸い込みやすい性質で、ずっとずっと過去に人間が生まれて以降、ずっとずっと長く……人が発する強い想いの波動を少量ずつ少量ずつ受け止めてきたと考えられます」

「少量ずつなのか?」

「はい。たとえば、鍛錬中の騎士たちが集まる道場は蒸し暑いでしょう? その熱みたいなものが、魔力と思ってください。一人一人が発する熱は少し熱い程度かもしれない。けれど、集まると熱気になり部屋の温度も上昇する。そのように、人の想いも単体では個人の想いでしかありませんが、強く願ったり思ったりする見えない力そのものが、何人も、何世代ものおのが集まれば、もの凄い力になります。それが魔力です」


 頷くと、リードは続けた。


「そして、バレシュ伯の研究結果を利用しながら、また帰還の魔術のような別の世界とつながる魔術式について考えを深めていくと、『人の想いの結晶』といえる魔力は、もしかしたらこのフレアや周辺諸国――いうなれば『この世界』の人の想い・念を集めてできたわけではないと考えるようになりました」

「どういうことだ?」

「たとえば、ミカの元いた世界――別の世界、異世界といわれるところに生きる人々の願い……形にならないものが我々の世界に到達して聖晶石化するのです。我々の世界にある聖晶石に含まれる魔力というものは、他の世界の人々が強く何かを願ったときの想いを受け止めて出来ているのではないか……と。これはあくまで仮定です。そしてまた、私たちの世界の人々の想いも――何かかたちを変えて、他の世界に作用しているのかもしれない。他の世界では、聖晶石という形ではないかもしれません。ですが、その世界で解明されているかどうかはわからなくとも――世界は見えないもので関与しあっているのではないか、と仮定できるのです」


 あまりの壮大な話に、難しさを感じる。

 けれども、美香が他の世界に移動した。行き来したという事実がある以上、世界と世界が何等かの関わりがあるということについては、頷けた。


「何千年……もしかしたら万年かもしれないですが、少しずつ他の世界からの想いを受け止めて力となって、今このフレアで存在している魔力なわけです。それを、一気に魔術式で大量の消費が行ってしまった。つまり、フレアがガタールになすりつけた聖晶石の魔力の大量消費のことです。一気に消費されたこでバランスを崩し、大地は枯渇し、緑は荒廃した。欠けた魔力を補うべく、世界は”想い”ではなく、”人”そのものを無差別に吸い込むようになってしまった」

「……なるほど」

「そしてここからが私の研究ですが――……私が研究してきたのは、聖晶石や人間以外に魔力を貯める器はないのか、ということなのです。他のものにも、我々が気付いていないだけで魔力が貯まった物質や生き物があるのではないか……と。あまりに微量で調べるのは困難だったのですが、私も体力と魔力を少しずつ回復させつつ、魔力を吸い込み貯めることができる物質について少しずつ調べてきました。人間は大抵大小あれど、魔力を持ちます。兄さんの身体のように、魔力を貯め込まないほうが稀です。ですが聖晶石と人間以外は魔力を通してゆきますが、「貯め込む」ということが希少です。……ただ、皆無ではなかった。ほんの微量ですが、見つけることができました」


 リードが机に残っていたピンクのバラの花びらを一枚摘まんだ。少し乾いたそれ。


「……きっと、ふつうでは気付かない微量です。私も他の庭のバラだったら気付かなかった」

「どういうことだ?」

「兄さんのバラは……キースが世話をしていたでしょう。何年も」

「あぁ、そうだが……」

「キースの想いをバラの株が吸っていたんですよ」

「え?」

「キースはバレシュ伯の魔力を流し込まれていたから……余計に、思いの結晶化した魔力が流れこみやすかったのかもしれません。兄さんの館のキースの育てたバラの花びらには本当に微かに微かに……魔力があるんです。ごくごく微量すぎて、普通の魔術師にはわからない。検査しようもないような量です――ですが、バレシュ伯の魔力だけになった攻撃を受けた私にはよくわかります。波動が似ているんです。そして、キースの想いなのか、キースが到来者だったからかわかりませんが、異世界と結びつけやすい力だ」

「ではあの大量の花びらには、それぞれ微かとはいえ魔力があったということなのか?」

「そうです」


 リードは頷いた。それからすぐに口を開いた。


「それだけではありません。この双剣――これも大事な要素です」

「双剣も?」

「この剣は、魔力を素通りさせてしまう体質の兄さんの身体に、長年ぴったりとついてきましたよね」

「そうだが……」

「兄さんの身体を素通りした魔力をこの剣はちょっとずつ貯めてきたんです。たぶん、この剣は何代も継がれた古えの品ですから、もともと何らかの魔術がかかっていたのかもしれませんが――……とにかく、この剣もまた魔力を帯びている」

「それはつまり、美香に持たせた方も魔力を帯びているということか?」

「おそらくは、そうだと思います。まさに双子のように、離れていても繋がったものを持っている剣なのです」


 そこまで言ってリードは一度口をつぐんだ。

 そして、剣を鞘にいれたまま私の方に見せた。

 

「偶然にもそれらが手元に揃いました。――私は一つの魔術を行いたいと思っています。そのために、花びらの魔力をこの剣に吸わせてきました」


 じっとリードは片側の目で私を見つめた。


「リードの行いたい魔術とはいったいどういうものなんだ」

「ミカに渡した方の剣とこちらの剣を結び付けます。私の力は現時点でまだ戻りきっていないので、わずかな時間しか無理ですが」


 驚いて――でも、心のどこかでリードが私を呼び止めたということから、彼の行いたい魔術が美香に関わることであることはわかっていた気がする。


 ――美香と。

 美香の剣と――結びつける。



「……それで、どうするのだ」

「つながった時の彼女の望みを一つだけ叶えたいと思います」


 リードが真剣な目をして私を見た。


「――キースの念がこもった花びら、双子の剣の片割れ同士ということもあいまって、聖晶石がなくても私の魔力が全魔力回復していなくても、異世界とつながる魔力の糸を結び付けます。そして、彼女がもし彼女の持つ剣の鞘を抜いてくれたら――結びつけた糸で流した魔力で、彼女の望みを叶えます」

「鞘から抜いたときだけというのは、なぜだ?」

「魔力は『刃』に帯びているからです。彼女が鞘を抜かなければ――剣の刃を晒してくれなければ、術式を向こうの世界で起こすことができないのです。ただそれは、利に叶ってるともいえます」

「どういうことだ?」

「ミカが鞘を抜くということは、彼女に剣を鞘から抜かせるような何かがあったときでしょう? もししたら何かに巻き込まれて剣の刃が必要な時かもしれません。助けて欲しい、命を守って欲しいという願いならば、その願いを叶える魔術が発動します。もしも金銭を願うならば、向こうで使えるかわかりませんがこちらの貴金属を転移させられるだけ転移させることになるでしょう。また……もしも、ここが懐かしくて剣をとり鞘を抜いたならば……」


 そこまで言ってリードは、剣に目を落とした。

 

「……もしもミカが、兄さんに会いたいと願ったら――……。もしもフレアに戻ってきたいと願ったら、兄さんはミカを受け止められますか?」


 問われて、真っ先に頷いた。


「受け止める」

「今、現王は我々に友好的ではありますが……どうなるかわかりません、それでも?」

「ミカが真実それを願ってくれるならば。ここに戻ってきたいと思ってくれるのならば、何一つ迷わず彼女を受け止める」

「もし"ニホン"に来てほしいと願われたら?」

「もちろん行く」


 答えるとリードは私の方に顔を向けた。


「ならば最終の魔術を込めます。彼女が鞘を抜くことがあれば――……彼女の願いは一度だけ叶えられる。一度だけですが」

「ひとつだけ聞いてもいいだろうか?」

「どうぞ」

「リードは、なぜその願いを叶える魔術を行おうと思った?」


 リードは私を見て、そして剣を見て、また私を見た。


「……ミカが、私は魔力を中心に生きているわけではないと気付かせてくれたからです。バレシュ伯の魔力の塊に啖呵を切ってくれたでしょう。だからミカにはその返礼を贈りたい。それから……」

「それから?」

「兄さんにも、希望を持って欲しいから……」


 思わぬ言葉に私は絶句した。


「……兄さんは、変わらなかった。幼き日、僕が魔術師になるためにすべてを捨てようが、高位魔術師になろうが、聖殿で異端児扱いされようが、バレシュ伯と戦おうが、帰還の術を行おうが……何を僕が行っても、どんなに大きな魔術を使っても気を失っても、こうして聖なる島に左遷されても……あなたはいつもそのまま物事を見てくれる。常にリードとして僕を捉えてくれる。……それがどれだけ僕を狂わせずに保たせてくれたかわからない」


 驚いた。

 私はたしかにリードをリードとしか見ていなかったが、それがリードにとって何等かの意味を持つことも、リードがこれほどに何かに苦しんでいたことも――私にはわからなかったから。


「わからないって顔をしていますが、わからなくていいんですよ。それがあなたの良いところだと思います。四年前、災いの夜と呼ばれるあの日から、世間から兄さんは――アラン・ソーネットは王を死なせた近衛騎士団長だと糾弾されるようになった。たしかに国からみればその一面はあるかもしれない、けれど私から見れば、あなたはフレアにとっての騎士ではなく、ミカにとっての騎士になっただけだ。ミカを守る騎士団の団長としては最善を尽くした」

「リード……」

「そんな兄さんに、今より少しだけでも広がった可能性に希望を持って欲しかった……。とにかく、ミカにも兄さんにも贈ることができる、私の精一杯はこの魔術のみです。できることをしたいと思ったから、この魔術を贈ることにしました。いいですね、しつこいようですが、魔術をかけても――鞘が抜かれなければ、なにもなく終わってしまいますからね。私はあなたに期待だけさせて、何もなく終わらせてしまうかもしれない」


 詰め寄るように、確認するようにリードがまくしたてる。

 その言葉に私は何度も頷いた。リードの心は私が捉えるより繊細で深い――ただ、リードが彼のすべてを持ってミカと私に贈りたいを思ったことなのだと伝わってくる。


「もし、美香が向こうの世界で困っていたら――助けることができるかもしれないんだろう? 彼女の存在している世界に一瞬でもつながるならば……それは奇跡だ」

「ミカはこちらに戻りたいなどと少しも思わないかもしれません。何も願わずに鞘を閉じてしまうかもしれません、それでもいいですね?」

「……それでも、彼女が生きている世界と繋がる未来を思えるというのは幸せだ。……ありがとう、リード」


 礼を言うとリードは眉をぎゅっと寄せる。ここまで表情をしかめるのは初めてみたかもしれなかった。

 

「わかっていましたが……、やはり兄さんは、一度だって、ミカをここに戻す方法はないのかって聞きませんでしたね。そして、今も聞かないのですね――戻してほしいとは言わないんですね」

 

 そこまで言ったものの私の表情を見たのだろう。

 リードは大きく息をついた。

 

「……あなたはやはり不器用だなと思いますよ」

「そうかな――自分では楽器以外は器用な方だと思っているんだが」


 答えると呆れたような顔をして私の顔をみて、リードはまた息をついた。やはり以前にくらべてずいぶんと表情が変化するようになった。


「今から――……あちらの剣につながるよう最終の魔術を組み込みます。兄さんは少し下がってください」



 リードは眼帯をはずした。

 リードは晒した刃に自分を映し――何か呪文のようなものを唱え始める。

 香草の匂いがして、キラキラと刃が輝き始める。 

 バラの香りが一瞬ふわっと私たちを包んだ気がした。

 

「ぁ……」


 バラの花びらに包まれているような幻想が見えた。

 

 花びらが吹雪いて、宙に舞う――無数の幻の花びら。

 くるくると部屋の中を光とともに赤や白やピンクや黄色といった色とりどりの花びらが舞い上がり―――……


 くるくるくる

 くるくるくる


 円舞する花びらたち、ただよう芳香。

 魅了されるように花びらを目で追っていると、

 それらがピタリと止まった。


 一気に剣に吸い込まれるようにして集まる。

 そして―――――……

 花の幻は、瞬時に消えた。

 

 しんと静まり返った部屋。

 今まで光を放っていた剣がだんだんと光を消してゆく。

 剣を持つリードはふうっと息をつく。

 発光が完全におさまると、リードは剣を鞘にゆっくりとおさめた。

 


 美しい、香り高い、一時の夢のような魔術――……。


 しばらくバラの花吹雪の夢の残像を見ているような気持ちでぼんやりとしていた。

 リードが「兄さん」と声をかけてきたので、はっとして彼の方をむく。

 眼帯をつけていない両目でリードは私を見つめていた。

 

「……術は完了です」

「あぁ、とてもきれいなものを見た。あれも魔術なんだな」

「そうですね……。実際の術の完成は、ミカが向こうの世界で鞘をはずすかどうかです。鞘から刃をぬけば、私が今かけた魔術が彼女の願いと連動し発動します。今すぐかもしれませんし――数年後、十年後――私たちが死に絶えたときに発動するのかもしれません。ミカの望みで魔術が発動しますが、それが結界の術か、攻撃系魔術か、この家から幾つか宝石が消えるといったことになるかもわかりません。しかも、こちらと向こうでは時空に歪みがある。過ぎた年数は、互いにズレていることでしょう。ただ、キースが育てたバラの花びらと私が送る魔力は、必ず彼女の願いを成就させる」


 リードがいつも眼帯をつけていた目に手を当てた。


「すべての魔力にかけて、彼女の願いを叶えます」

「……もうリードには、眼帯は必要ないということか」


 ふと思いついてそう尋ねたら、リードは頷いた。


「はい、視えすぎるということはもうないでしょう。――私に貯まる魔力は異世界に結んだ糸を通してあの双剣に注がれ続けます。願いを叶えるその日まで」


 リードは私を見つめた。


「兄さんは――いつ、どこで、どんな風に現れても、現れなくても――ミカの願いを受け止めてくださいね」


 真剣な眼差しに、私は頷いた。

 まだ見ぬ敵を想定して剣技を高めるのではなく、愛しい人が現れるかもしれない可能性を想定して鍛え続けるということ。人の営みを続けてゆくということ――……

 希望を捨てずに生きるということ。


 私はリードにもう一度頷いて見せた。


「……鍛錬を続けておくことにするよ。死に絶えるその日まで」 


 



 

 

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