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23 魔力の行方-1(アラン)

アラン視点です。

キィィィンン――-…ガッ


キィン、キンキン、キィィ―-…




 金属の打ち合う音が鳴り響く、稽古場内。

 力が拮抗して動けなくなる前に、私は斜め前で剣を構える殿下からいったん数歩退き間合いをはかる。右手に持つショートソードの傾かせて重心を移動させていく。


 今日は接近戦を想定した稽古で、殿下はバスタードソード、私はショートソードで応戦していた。

 殿下が扱っているバスタードソードはそれなりに重みがあり、構え方が甘いとバランスを崩しやすい。

 案の定、間合いを測るように剣を構えたままほぼ静止した状態に追いつめると、殿下の方が先に集中力が切れてくるのが切っ先のぶれから伝わってきた。それでもなお間合いを詰めずに待ち続けると、しびれをきらした殿下が剣を振りあげるために先に一歩を踏み出してきた。


 その隙をついて、私は殿下との間合いを一気につめ、懐に飛び込んでショートソードで鎧の隙間に刃を当てる。

 剣を振りあげるために力を込めた殿下の両腕は、懐に飛び込んできてしまった私をよけることができない。


 殿下はしばしの沈黙の後…。



「……まいった」



 小さく悔しそうに呟かれた。

 その声を聞いて、私は殿下に当てていた剣を引き、姿勢をただす。

 自由になった殿下はホッとため息をついて、こちらを見た。



「おまえは本当に、どの種類の剣でも隙なく応じるのだな」

「そういうわけでもありません…。槍は不得意ですし」

「…槍と剣では違うだろ。しかも私だって槍は苦手だ」


 殿下のちょっとすねたような言葉に、私は少し笑みを浮かべる。


「己の苦手なことを冷静に見定めることこそ強さへの道だ、というのが私の剣の師匠の言葉です」


 私の言葉に殿下は片眉をあげ、息をついた。

 休憩のため、殿下と私は剣を置き、手にはめている保護手袋をはずし、壁際の椅子に腰かける。

 今日も、警備の者は稽古場入口にたたせており、今、場内にいるのは殿下と私だけだった。


 扉も窓も開け放っているため、涼やかな風がすっと通り抜けて、汗ばんだ身体を軽くしてくれる。

 しばらく黙っていると、殿下は少しくだけた姿勢をとり、こちらを見上げてきた。私が目線を合わせると、殿下の新緑の瞳は、どこか静けさをたたえてこちらを見返してきた。


「……昨日は邪魔したな」


 小さくそう言った殿下に、私は首を横に振る。


「……。美香は城下街を楽しんだようですから…」


 私がそう答えると、殿下は私から目線をはずし小さく「そうか」と呟いた。しばらく黙ったあと、またこちらを見上げてきた。


 今度は新緑の瞳がいたずらっ子のように輝いている。


「今日のアランは、朝寝で出仕に遅刻しても仕方がないかと思っていたんだが…。どうやら、昨日はミカと健全に一日を終えてしまったようだな」

「……」


 私が黙ったまま殿下を一瞥すると、殿下は軽く笑った。


「怖い怖い、にらむなよ。それでも、おまえ、いつも以上に穏やかな表情をしているぞ」

「……」

「剣さばきは相変わらず鋭いがな。これでちょっと恋にうつつを抜かして、剣にゆるみでもでたら可愛げがあるものを…」

「……騎士が、剣技にゆるみがでたら問題でしょう…」

  

 私が怪訝な顔をしてそう言うと、殿下は軽く笑った。


「まぁ、そうなんだが。でも、人としては可愛げがあるだろう?」


 ……恋にうつつを抜かして剣技があやふやになる騎士団長など、可愛げがあるどころか、叱責をくらうか笑い物以外の何物でもない気がするが…。

 心の中でそう思ったものの、口にしないことにする。


「軽口はこれくらいにしても…。ま、次からは黒髪黒眼のミカを連れて城下の者たちを満足させてやってくれ。堅物アランとその恋の相手として、大いに注目されて来い」

「……」


 私が殿下の言葉に黙っていると、殿下は浅く笑った。

 だがその後、少し瞳に真剣な色をにじませた。


「ところで別の話になるが…おまえの館に、黒髪黒眼の庭師がいたな?」


 突然の話題の切り替えに、私は先が読めないままに、


「はい、バラ専属の庭師に黒髪黒眼の者がいます」


と答えた。


 キース……美香と親しい庭師。


 少し、心に苦いものが走るのは、私の私室の窓からちょうどバラ庭園が見渡せ、そこでキースに親しそうに話しかける美香の姿を何度も見てきたからだった。


「その者…キースという名ですが、その者が何か?」


 私がたずねると、殿下はうなづいた。


「ミカについていた監視者から報告があがっているが、その者が多少なりとも古語を理解すると報告を受けて興味がわいたのだ。使用人でも執事や女中頭になってくると古語を理解して使いこなせる者も多いが、庭師で古語を扱うというのはあまり聞いたことがなくてな」


 殿下の言葉に私は答える。


「えぇ、花の研究をするために古語を学んだそうです。我が館で雇いはじめて6,7年ほどになります。当時は私はまだ騎士団寮で寝起きしておりましたから、当時の女中頭の紹介で雇うことになったと聞かされた覚えがあります」

「そうか、かなり古語を自由に話せるのか?」

「詳しいことはわかりませんが、ミカと会話するのに不自由がない程度には…」


 私がそう答えると、殿下はしばらく一点を見つめ、何かを考えているようだった。

 私が黙って控えていると、殿下はふたたび私に視線を合わせた。


「その者は、魔術と何か関係していると考えられるか?」

「キースが館にくる以前のことは、女中頭か執事にたずねないことには、今はわかりませんが…」

「そうだな、少し調べてくれるか」

「わかりました」


 了解すると、殿下はため息をついた。


「今、ミカの異世界到来の調査が進んでいっているが、想定外のことが起こってな」

「想定外ですか?」


 殿下は頷く。


「昨日、リードがミカに触れたときに、ほんの微かな微かな流れではあるが、ミカの中に人が流した魔力の気配に気づいたのだそうだ。昨日、王城に戻ってから報告された」

「魔力!?美香の中に?」


 以外な言葉に私は驚きを隠せない。

 その私の表情を見てとって、殿下は少し座る姿勢をかえながら言葉を紡いだ。


「あぁ、ほんの微量…しかも微かな流れだそうだが。もしその魔力が誰かがミカに流しこんだとして…、誰が、いつ、なんのためにミカに注いだかで、今後が大きく変わってくる」

「…はい」


 私は事の重大さを感じ、息を小さくのみこむ。殿下は少し黙って私の様子を見た後、また話し始めた。


「今までの、ミカにしてきた審問や調査ではミカに魔力はないとの結果だった。おまえも知っているように、上位魔術師によってミカがいかなる魔術にかかっているのか、いないのか、魔力を持つのか持たないのか…あらゆる手をつかって検知するように調べたはずだ」

「はい」

「だが……今までの調査では魔力は出なかった。ミカは魔力を持たず、またミカ自身が魔術にかかっているわけでもなかった。ただ、ミカがフレアに到来した同時期に聖殿で行われていた『聖域の一斉浄化』の大魔術の影響波だけが感じ取られる…との結果だったのだ。」


 殿下の言葉に私は頷く、私のもとにも同じような報告が来ていた。

 美香は魔力をもたず、また美香自身に魔術がかけられて空から降ってきたわけではない…と。

 美香が到来したときに、ちょうど聖殿でおこなれていた大魔術で放出されていた波動だけが美香の身体に残っている、との上位魔術師からの報告だったはず。


 殿下は私の頷きを確認してから続けた。


「その『聖域の一斉浄化』の大魔術を行う際に、上位魔術師の一人が病を押し隠して参加していたため魔力の制御に失敗し、全魔力を解放して大魔術が暴走した。一瞬のことで、すぐさま他の上位魔術師たちによって封じ込め、結果的に一斉浄化は成功したそうだが……。だが、ミカはその大魔術が暴走した一瞬に、異なる空間に関与した多大な力に引っ張られ、こちらに到来にするにいたったのだろう……との判断になったのだ」

「はい、私もそう報告受けております」

「だが…。昨日、リードがミカの腕をつかんだ時があったろう?」


 私は思い返す。

 シエラ・リリィの衣装屋で、殿下たちと二階に上がる際…リードが一瞬、美香の腕をつかんだ…あの一時か。


「そのとき、ミカの中に、無いはずの魔力を感じたらしい」

「腕をつかんだときに……」

「あぁ、そうだ。リードによると、ミカに感じ取れた魔力は……誰か魔力を持つものが、ミカの血の中に自分の魔力をほんの少量分け与えた…そういうものだったと。ミカ自身のモノにしては馴染みきってはいないらしいが、魔術をかけたわけではないから審問の時に検出されなかっただろうと」


 殿下の言葉に戸惑いつつ、私は質問する。


「ですが、美香には魔力がなかったとの審問結果は?」

「…それなんだが、今までのミカへの上位魔術師による審問は、あくまで魔力によってミカの魔力の有無や魔術について感じ取る…つまり、対面しているが、身体に触れることはなく行われたのだ。聖殿は基本は女人禁制で、魔術師は妻帯せず、上位になればなるほど人の肌に触れるのを極端にいやがるからな。直接触れていなかったために、わからなかったのかもしれない」

「……触れなかったから…。リードは腕をつかんだから、感じ取れた…と」

「しかもリードは異例だ。抱える魔力が大きすぎて、大人数で行う『聖域の一斉浄化』の大魔術に均衡が崩れるということで参加できないくらいだからな。そのリードが、『直に触れて』やっと微かに感じ取るくらいの微量な魔力だったともいえる」


 殿下の言葉に私はしばし考えをまとめたのち、口を開いた。


「リードは、その魔力がなんのために美香に注がれたか言っていましたか?」


 私が尋ねると、殿下は軽くうなづきながら答えた。


「あくまで予測だが…古語を話せるようにするためではないか…と」

「古語ですか!?」


 私はまた驚く。

 というのは、美香が古語をすべらかに話すのは、古語によって生成された大魔術が影響して美香が到来したので、その影響波により美香の言語変換が古語になったのではないかと、この一年予想されていたからだった。

 

 殿下は、私の驚きに「私も驚いたさ」と答えつつ、続けた。


「そもそもリードは、ミカ到来時からミカが自然に古語を話すのを『大魔術の影響から』と考えるには無理があるんじゃないかという意見だったのだ。ミカの異世界からの到来については、大魔術が暴発したからだとしても、なぜその影響がおさまりつつある今もずっとあり、古語を理解し話し続けられるのか…と」

「たしかに…」

「だが、もしミカの血肉に微量なりとも魔力がながれているのであれば、魔術の影響波で得た古語が魔力とともにしみ込んで、今も血肉に流れ続けている可能性があるらしい。それならば、あんなにすべらかに自然に古語で会話できる理由もつくと、な」


 私は黙った。

 殿下の話をまとめると…、美香がこのフレア国で古語を使えるようにと、誰かが魔力を注いだ可能性があるということ。

 しかも、その魔力は微量で、昨日はじめてリードが触れて判明した、と。

 私が頭の中で整理していると、殿下が私にたずねた。


「古語が使える理由はともかく予想ゆえ、脇においておくとして…。この一年間、ミカに触れて魔力を注いだ者…思い当たるか?」


 私は殿下の目を凝視する。

 ……触れた者…魔力を流しこんだ者。

 殿下は、私に静かに言った。


「リードが言うには、魔力を流しこむには、微量だとしても指先や手のひらで、直接肌に触れる必要があるらしい。そうなると、アランの館でずっと過ごしてきたミカに接触した者は限られるだろう?」

「……美香に一番接しているとなると、侍女のマーリですが…。マーリは歴史学者の父から古語を学び古語を扱いますが、魔力はもたず魔術を扱えません。グールドも美香の面倒は見ていますが、優秀な執事ゆえ、美香の肌に触れたとは考えにくいと思います」


 殿下は頷いた。


「ミカが落下した後、その落下してきた晩から、王は監視者をミカにつけている。だが、ミカに触れることがあったような者は侍女以外にはいない。例外は、王城の審問においてミカの身体検査をした女官たちだが、彼女たちは魔力無しのものたちばかり」

「……」

「もちろん、おまえも魔力は流しこむのは無理だろう?アラン、おまえも魔力を持たない。あのリードの兄とは思えないほどにな。また、昨日も手をつないでいたディールは、魔力を微量にもっているらしいが、ディールの魔力ならば、リードは微量でも『ディールのものだと分かる』というんだ。魔力には人それぞれ特徴があるらしくてな」


 殿下の言葉を聞きながら、頭の中で整理していく。

 そして、殿下の言いたいことを汲んで、つぶやいた。


「つまり…館の使用人の中で、美香に触れて魔力を流しこんだ者がいる…と」

「その可能性を考えている。もしくは…」


 殿下は言葉を切った。

 私はその先を読んで、息をのんだ。

 殿下は痛ましげな表情をして、続きを言った。


「もしくは…このフレア国に落下してきたときに、すでに魔力を流しこまれていたか…だ。そうなると、誰かが、何らかの意図を持って、未知の力でミカをこちらに送りこんで来たことになる…」


 私は黙りこんだ。


「……アランの館で、誰かがミカに魔力を流しこんだのなら、その者から意図や事情を聴取することですむかもしれないが…。もし、フレアにあらわれるまえからミカに力が微量とはいえ注がれて、こちらに到来したのだとしたら…ミカすら自覚のない未知なる者に備えねばならんことになる」

「……」

「ミカに魔力を注いだ者が、早急に判明すればいいのだが…」


 殿下はため息をついた。

 私は、自分の館の者たちのことを思い返す。


「先ほど、殿下が私にキースのことをたずねたのは、やはり何かキースに疑いが?」

「……ミカがアランの館の庭に落下してきたとき、おまえが一番に走りよりミカを抱きとめたが…次に駆け寄ったのは、誰か覚えているか?」


 殿下は私を見つめ続ける。


「……キース」

「そうだ。ディールとリードはミカを不審者として私の守り手にはいり、落下してショック状態のミカの対応には、アランとその黒眼黒髪の庭師がまわっていたのを私は記憶している」


 私は思い返す。

 たしかに、私はバラ園に落下してきた美香を抱きとめた……。

 だが、抱きとめたはずみで、私は美香を抱え込んで倒れたはずだ。

 そのとき、キースが駆けよってきて私と美香の怪我を有無を確認した…。


「私が抱きとめた次に、美香に触れたのは…キースです。怪我の有無の確認に…」


 私が呟くと、殿下はうなづいた。


「アラン、おまえがミカと古語で会話が初めて出来たのはいつか覚えているか?」



 殿下の質問に、わたしは一年前を思い返す。



 ――-バラが満開の庭。


 庭先のテーブルに座る殿下、ディール、リード。

 殿下の背後に立って控える、私。

 視界に入ってきた…空に…広がる黒髪とひらひらとしたスカート。

 突然勢いよく空から落ちてくる……少女。


 抱きとめた、衝撃。必死に抱え込んで倒れ込んだ一瞬。

 走りよってきた足音。

 肩に手を寄せて、置きあがらせてくれた……黒髪黒眼の庭師。


 私は思いだす。


 庭師キースは、私と少女の手足を失礼のない程度に…

 『触れて』傷の有無を確認、した。

 そして、一度、私が立ちあがるときに…

 キースが……少女を抱きあげた。


 私は立ち上がり、土を払ったあと、再びキースから少女をあずかる……腕の中に。

 小さな、か弱い、少女だと思った。

 私の意識は腕の中にある少女に気を取られる。


 黒眼の濡れたように震える瞳。

 驚きを隠せないかのような眉。


 ここで、名を問う――-。


 最初は一般共用語で…。

 でも通じず、異例のことだから魔力の関わりを想定して、古語で問いなおす。


 すると、答えが返ってきたのだ。


『……ミカ…』


と。




「殿下、私が古語をはじめてつかって美香が答えたのは、名をたずねたときです。そして、それはキースが触れた後…」

「そうか……。落下した後キースというその庭師が魔力を流しこんだのか、それとも落下する前から魔力が注がれていたのかは、今はどちらも証明できないが…落下直後はミカもパニックだったろうし…魔力を注がれて、もし古語が自然にわかるようになったとしても、それが自然なものと受け入れてしまうだろうな。到来直後ならなおさらだ」

「だから、キースを調査しろ、と」

「黒眼黒髪はめずらしく、やはり、古語を扱える庭師というのもめずらしい。そして、アランの次にミカに触れた者…いろいろと関連づいてきてしまうな」


 殿下は私を見つめた。


「アランにとっては、自分の館の者になんらかの不審を抱くのはつらいだろうが…昨日、リードによってわかったことで、まだ我々しか知らん。まずは極秘に調査を」

「御意」


 私は一礼した。

 殿下は、話は終わりだと言うように、立ち上がって伸びをする。


「アラン、もう一度、手あわせを頼むぞ。」

「はい」


 手袋をつけなおし、保護布を当てる。

 準備しつつ、剣をたしかめていると、隣で殿下も手袋をはめつつ言った。


「昨日リードが、ミカに流れる魔力のことを王城に帰るまで言わなかったのは、それなりにおまえたちに気を遣ったからのようだぞ?」

「……」

「兄想いの弟がいて良かったな」

「……そうですね」


 私は答えつつ、たしかにリードの配慮はありがたかったが、美香に流れる魔力の出所を思うと、苦々しい気持ちがでてくるのだった。


 ……触れた者…魔力を流しこんだ者。


 誰かの魔力が美香の血肉に流れ続けて、守っているのだとすれば。


 この胸をかきむしられるような嫉妬は、なんとしよう?




アラン視点、続きます。


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