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掲示

マンションの入口に、紙が一枚貼られていた。

白い用紙で、端は少し丸まっている。


内容は短い。

日付と、点検という文字。

時間は幅を持たせて書かれている。


エレベーターを待つ間、

何人かがその紙を見た。

誰も立ち止まらない。


ボタンを押すと、

いつもより少し遅れてランプが点いた。

理由は分からない。


上階に着くと、

廊下の照明が一部だけ暗い。

切れてはいない。


部屋に入って、

靴を脱ぐ。

ポケットに入れていた鍵が、

いつもと逆向きになっていた。


冷蔵庫を開けると、

飲み物が一本減っている。

思い当たることはあるが、

確信はない。


ベランダに出ると、

下の掲示板が見える。

紙はそのまま貼られている。


風はない。

紙は動かない。

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