第六話 真実
気づくと私がいたのは前の世界では無く、一つのコロシアムのようなところでした。
周りには多くの人たちが集まっており、何やら殺伐としています。
まぁ、そんな事はどうでもいいのです。
「なんで、なんで、なんで、なんで………」
元の世界に帰れるんじゃなかったの……
「なんで、なんで、なんで、なんで………」
なんで…………
やっと、帰れると思っていたのに……
「やぁ、みなさん。プルルだぷる。ゲームクリアおめでとうだぷる。」
すると、突然プルルが登壇場のような所に現れました。
「ここにいる32人の人たち全員が別の世界住人だぷる。そして、その世界の生き残りを賭けた戦いをここではして貰うぷる。」
一体何を……
「それでは、検討を祈るぷる。」
プルルが喋り終わった後、私はコロシアムから控室の様な所へワープさせられました。
その控室には、プルルが居ました。
「お前!!帰れるんじゃなかったの??」
私は、わめきました。
「ゲームクリアとは言ったけど、帰れるとは言ってないぷる。」
そんな……
「でも、安心してほしいぷる。今回の戦い、見事優勝すれば、元の世界に帰れるぷるよ。」
「勝てば、パパとママに会える……」
「あぁ、それなんだけどぷる。君が使っている"マイナスワン"って呪文、実は君の世界の住人、一人の命を引き換えに使える呪文なんだぷる。」
えっ………
「それで、こちらの動画を見てほしいぷる。」
プルルがそう言うと、部屋にある2つのモニターの1つに私が3人組を殺す場面が映っていました。
そして、もう1つの右のモニターにはママが洗濯物を干す姿が映っていました。
「では、ご覧くださいぷる。」
モニターの私が"マイナスワン"そう呟き、3人組の1人を殺した瞬間、右のモニターではママが心臓を抑え、口から血を吹きました。
そして、倒れ込み"ピクッピクッ"と身体を震えさせ息絶えていました。
「このように"マイナスワン"は君の世界の住人の命と引き換えに力を出していたのだぷる。分かりやすいように初めは君のお母さんの命にしたぷる。」
「え、えっ、あぁ、あ。」
「もしもし、大丈夫だぷるか。あぁそうそう、君はお母さんが死んだのに、復讐で人を殺せて喜んでたぷるね。お母さんが死んだのに……」
「そんなの……」
「あぁ、それと君のお父さんも亡くなっていますぷる。」
もう、聞きたくない……
「どの"マイナスワン"で死んだのでしょうかぷる。それは!!なんと……」
「君が100人目の仇へ、"マイナスワン"でち〇こを撃つぬいた時ぷる。お父さんも残念ぷるね。娘が他人のち〇こを撃ち抜いたせいで死んだなんて……泣けるぷるよ。」
「あ、あっぁ、あっ、、」
「そう、ぼくが何が言いたいかというぷると、君の両親はもう死んでいるから気にせずに"マイナスワン"を使ってほしいぷる。」
「うるさい!!」
「ちょっと、ここからかま大事だぷるよ。"マイナスワン"は、人の命をかける数で強くなるぷる。"マイナステン"だったら10人分の威力、"マイナスワン・サウザンド"だったら1000人分の威力だぷる。」
「………」
「これを元に思う存分に戦うぷる。」
それだけを言い残し、プルルは部屋から消えました。




