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第五話 ゲームクリア?

 

 そこからは、怒涛の展開でした。

 一人、また一人と次々に殺していく日々。

 

 99人を殺したころには、誰をどのように殺したかも覚えていない状態になっていました。


「残る所、あと一人ぷるね。誰が残っているかは分かるぷるか?」


 誰をどのように殺したかはもう、覚えてはいません。


 しかし、確実に殺していない人がいることだけはわかります。


 私がもっとも、殺したくて仕方がなかった、一人……


 そうです。


 私を最初に拷問し、犯し、壊した人間。


 そいつをまだ、私は殺せていないのです。


「どうやら、分かっているみたいぷるね。さ、向かうぷるよ。」


 プルルに連れられて私が向かった先は見覚えのある、屋敷。


 地獄のような経験をし、数多くの人を殺してきた私でも、ここに来るだけで寒気がします。


 ここでは私だけではなく、老若男女問わず、日々壊され続けているのです。


 その中でも私は、最悪なことに可愛がられていましたので、羞恥や絶望、恐怖が今も心に残っているのでしょう。


 例えば、目の前にある庭……


 私はそこで数多くの動物と交わらされました。

 今でこそ俯瞰的に思い出せますが、当時は絶望のあまり、謎に笑いながら犯されていたのを覚えています。


 早く殺したい……


 それだけが望みでした。


「"マイナスワン"」


 私は呪文を唱え、屋敷のドアを破壊します。


 そこに広がるのは見覚えのある光景……

 奴隷たちが裸で地べたを這いつくばって歩いている光景です。


 奴隷たちからは助けを求める眼差しを向けられます。

 しかし、この人たちを助けるには、張本人を殺すしか他ないのです。


 私は、その場を急ぎ足で駆け抜け、いつもの拷問部屋へと向かいました。


 ドアを蹴破り、拷問部屋の中に入ると、案の定、主人が拷問をしている真っ最中ではありませんか。


 汚い裸姿で、奴隷に覆いかぶさる醜い豚。


 必死すぎるのか私には気づいていません。


 私は、その醜い豚に指を向けます。


「"マイナスワン"!!」


「ふぎぃぁぃ!」


 醜い豚はその場で悶え転がります。


 本来ならすぐにでも殺したほうがいい存在なのですが、私、そしてここにいる奴隷たちはきっとそれでは気がすまないでしょう。


 そのため、私は"マイナスワン"で醜い豚の二度と見たくはない小さな男性器を撃ち抜いたのです。


 やっと、こちらに気づいたのか悶えながらもこちらを向き叫びます。


「おまえばばばぁ、だれえめぇだぁ。」


 そうでした。

 私がこいつと関わったのはこの世界に来てから一度目の時です。


 何度も死んではリスタートした私のことは知らなくて当然です。


「うるさい!!!"マイナスワン"」


「うげぇぇ、ふぎぃぅぅ!」


 次にそいつの玉を打ち抜きました。

 竿が無くなったのです。

 玉もいらないでしょう。


 そろそろ、醜い豚の面を拝むのも嫌になってきました。

 楽にしてあげましょう。


「"マイナスワン"!!」


 見事、眉間を打ち抜き醜い豚は息絶えましたとさ。


 奴隷たちは、主人が死んだのかを確認した後、こちらに感謝も伝えずに復讐を始めました。


 私がしていることが可愛いもののぐらいの酷い死体への拷問。

 彼らもきっと普通の生活には戻れないのでしょう。


『ミッション達成、おめでとうございます。これによりゲームクリアとなります。』


 嬉しいアナウンスが聞こえてくる。

 これでやっと元の世界に帰れる。

 散々、汚され、穢れ、人を多く殺した私ですが、パパやママは許してくれるのでしょうか。


 きっと、優しく迎えてくれると信じています。


『これより、テレポートを開始します。』


 やっと………

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