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ブツブツなエッセイもどき。

元気の出る音楽。

 某国営放送で浅草の民謡酒場を映してました。

紹介のメインは津軽三味線。

紹介者は地元のお寿司屋さんのご主人でした。

コロナで色々大変なのは何処のお店も同じでしょうね。

ガンバレ! 


正直に言って民謡にも津軽三味線にもほとんど興味は無いです。

でも津軽三味線には励まされたと感じた思い出があります。


その日はとっても疲れてました。

家族が入退院を繰返してました。

心労が重なっていたせいだったのかもしれません。

駅の東西通路の端で津軽三味線をひいている若い男性がいたのです。


それまで私は津軽三味線が嫌いでは無かったですが好きでも無かったです。

むしろ「騒音!」と思ってました(笑。)

北の産物な津軽三味線は温暖な静岡生まれにはエネルギーが強すぎたのかも。


平穏な日常が過ぎて行く中では特に何も感じてなかったです。

でもその日は体力的にも心情的にもかなりの落ち込みを感じてたんです。


東西通路の壁にもたれて聞く彼の津軽三味線はなぜだか

「騒音」ではありませんでした。


彼の前に置かれたクッキー缶にはコインがひとつかみほど入っていました。

お札を入れてくれる人は居なかったんですね。

千円札を一枚入れて「頑張って!」と一言。

ホントはその言葉を私が欲しかったのかもしれません。


ただただ励まされていると感じてしまったんです。


震災のときに音楽に何ができるのか? と悩んだアーティストの

言葉を聞きました。

それでも避難所で怯える小さな子供たちをアンパンマンの歌が慰めたと聞き

思わず、やなせ先生! ありがとう! と思いましたよ。


ほんの少しかもしれません。

でも確かに慰めや励ます力が音楽にはあるのだと思いました。


 民謡酒場にはなぜかサンバダンサーの方まで映ってました。

ハハハ……うん! なんだか別の元気も出そうだなぁ。

男性なら特に! (笑。)

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