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どうして僕が単細胞に?  作者: 稗田阿礼
第三章 多細胞編
51/106

28. 雑魚?たち1



 少し時はさかのぼり・・・


「どれから倒すの?」


『それは弱いやつからに決まってるじゃないですか。』


 そうっすね・・・


『じゃあ、一番後ろの集団をまず倒してしまいましょう。』


 カタラードを先頭に氷龍たちは突進してきていたが、それぞれの飛行速度が違うので集団がバラバラになってしまっていた。飛行速度が遅い、つまりはレベルが低いとレイさんは考えたわけだ。


「はい。」


『とりあえず向かってくる氷龍はガン無視して、後ろの方の集団がブラックホールの射程圏内に入ったら攻撃しましょう。』


「はい。」


 僕はレイさんに言われた通りに向かってくる氷龍を華麗にスルーして一番後ろの集団を目指した。

 しかし、すれ違った氷龍たちはUターンして僕の方に向かってきてしまった。


「これってさ、いわゆる挟み撃ちっていうやつだよね?」


『そうですね。』


「なんか、やばい予感しかしないのだが・・・」


『前方の龍たちが射程圏内に入りましたよ。』


 僕はレイさんに言われてブラックホールを発動させる。


 それは瞬時に展開されて、一瞬で周りのものを取り込んで消えてしまった。


「えっ?何があったの?」


『自分がやったんですよ。』


 もとからブラックホールってやばい魔法だなっておもってたけど、さらにやばくなってね?

『あれが本来の威力ですよ。』


 まじか・・・一瞬で何もかも消すってやばいだろ。


「経験値が一定に達しました。

・・・・

個体名:原始の生物 レイ(暗黒龍) LV.24 がLV.82になりました。

 各種ステータスが上昇しました。

 スキル:レイ の機能が上昇しました。」


 一気にレベル82って・・・何頭倒したの?


『二十四頭ですね。ただしここからは確実にレベルは上がりにくくなりますので、あまり調子に乗らないでください。』


 いや、別に乗ってねーし。すげーなって思ってただけだし。


 あと何体くらい?


『カタラードを含めて三十四体です。』


 頑張らないとな。


 それにしても、後ろの龍たちぽかーんと口開けてるな。そりゃそうだよな、たぶん何が起こったかわかってないよな。


『いや、たぶん・・・』


 絶対そうだろ、だって普通に味方が一瞬で消えたら・・・


 ん?様子がおかしいな。もしかして。


 僕が気づいた時にはもうほとんど氷龍がブレスを放つ瞬間だった。


 やばい、これじゃ避けきれない・・・


『昔のマスターならそうですが、今なら大丈夫ですよ。』


 ほんと?って言ってる場合じゃない!


 僕の体は反射的に動く。そして、僕の真横を氷龍たちが放ったブレスが流れていく。


「ふう・・・」


 しかし、僕には一息ついている時間などなかった。


『はい、ちょうど集まってるので中心にブラックホールを発動させましょう。』


 はーい。僕はレイさんの言うがままに発動させる。またもや瞬時にブラックホールが広がって消えていく。前回との違いと言えば、サイズと逃げ切れた龍がいたということだろう。


 やっぱりやベーな、ブラックホール。


『なに下の句風に言ってるんですか。』


 いや、別に意図したわけじゃ・・・


「経験値が一定に達しました。

個体名:原始の生物 レイ(暗黒龍) LV.82 がLV.113になりました。

 各種ステータスが上昇しました。」


 レベル上がりすぎ・・・


『感傷に浸ってる場合ではないですよ。あの攻撃を避けた十三体がこっちに向かってきてます。』


 そう、二回目の攻撃を回避できたのはなんと十三体だけだったのだ。僕は圧倒的優位に立っていた。


『調子に乗らないでください。残った奴らのレベルはマスターよりも高いですよ。』


 はい・・・すみません。


 こうして、僕の戦いは続いて行くのだった。


いつも読んでいただき有難う御座います。

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