第265話:バリューの遺産
王都テンカッシ近郊のカーサの丘、そこにはウードン王国の貴族の中で、もっとも権力を誇った大貴族バリュー・ヴォルィ・ノクスの贅を凝らした邸宅があるのだが――
「その街灯は魔道具じゃ。丁寧に扱うように」
「長、これはバラしてもいいやつですか?」
「む? うむ、かまわんわい。じゃが、中の部品は傷つけんようにな」
「わかってます」
バリューの所有する広大な敷地内では、いたるところで解体工事が行われていた。その作業を担当しているのはウードン王国の者ではなく、ネームレス王国の住人である。そして、そんな住人たちにひっきりなしで指示を出しているのは、堕苦族の族長であるビャルネだ。さらにティンを始めとする奴隷メイド見習いたちも、あちらこちらで作業をしている者たちの世話をしている。
庭園にはユウの時空魔法によって創られた門が設置されており、解体した資材や貴重な魔道具などが次々と運搬されていた。
そう、ついにユウとバリューの間で交わした誓約書により、ユウへの賠償金が支払えなくなったノクス家は、すべての資産をユウに譲り渡すこととなったからである。
「王よ! わ、儂の古龍の角はどこなんじゃ~!?」
魔落族の族長であるマウノがユウにすがりつくように迫る。
「お前のモノじゃないっての」
ユウの側に控えるマリファが氷のような瞳で睨むと、マウノは短く悲鳴を上げて飛び退く。
「ニーナとラス、それに堕苦族が宝物庫の罠を解除している最中だから、もう少しで――人の話は最後まで聞けよな」
マウノは話の途中で「儂の古龍の角~!」と叫びながら建物の方へ走り去っていく。
「ぬははっ。相変わらず、マウノ殿はおもしろい御仁だ」
マリファの反対側に控えていたビクトルが、走り去っていくマウノを眺めながら顎髭を撫でる。
「無理を言って悪いな」
ユウの言葉にビクトルと、その横に並ぶマゴが無言でとんでもないと頭を下げる。
「ホッホ。五大国が一つ、ウードン王国と対等の同盟を結ぶネームレス王国の王から直々の願い。これを断る商人などいましょうか」
「マゴ殿は言い回しが大層で困ったものですな。
こう言えばよいのです。サトウ様の頼みとあらば、喜んで協力しますと」
「ふふんっ」と見下ろしながら笑みを浮かべるビクトルと、それに負けじと見上げて睨むマゴのやり取りをこれまでに何度も見せられているユウは、うんざりした様子である。途端に、普段は氷のような無表情のマリファが慌てふためく。
「おう、待たせたな」
そこに現れたドワーフの姿に、マリファは窮地に援軍が来たかのように自然と口角が上がる。
「おっちゃん、なにしに来たんだ?」
「なにしにはないだろうが」
ウッズは腰に手をあて、少し悲しそうな表情を浮かべる。
「ほれ、お前に頼まれてた例の物を持ってきたぞ」
「わざわざ持ってこなくても取りに行ったのに。それに来るのはいいけど、あいつらは?」
「あんな大層な護衛を、俺なんかが連れ回してたらおかしいだろうが」
いつもならウッズの側をつかず離れずいる金色の骸骨騎士と銀色の骸骨魔導師の姿がなかった。ついて来ようとしていたのだが、ウッズが島で待っているように命じたのだ。
「まあ、ここなら俺もいるし大丈夫だけど。荷物は? 俺から渡しておくよ」
ウッズはマリファをじろりと見ると、再びユウに視線を戻す。
「それじゃダメだ。
嬢ちゃんたちは、もっとお前に感謝すべきだからな」
「感謝すると思うけどな。いつもありがとうって言ってるよ」
「そんな薄っぺらい感謝の言葉は俺が許さない」
ウッズは怒っているわけではないが、どうやらニーナたちになにか言いたいことがあるようで仁王立ちのまま待つ。すると、遠くのほうからなにやら騒がしい声が聞こえてくる。
「オドノ様~」
ニーナたちである。
先頭を走るのはナマリで、後ろにニーナやミスリルの箒に跨って飛行するレナの姿も見える。
「こらっ」
ナマリは勢いそのままユウに抱きつき、ナマリの頭の上にしがみついていたモモは直前で跳びはねて、ユウの頭の上に着地する。
「あのしろのなかは、すーっごい! 宝の山だったんだぞ!!」
「城じゃねえよ」
「いつもはとじてるのかひらいてるのかわからないおババの目も、こ~んなにあいてた!」
「あー、すごいすごい」
バリューの邸宅内にある宝物庫へ同行していたナマリは、長年に亘って不正に蓄えていた莫大な量の金銀財宝に興奮を隠せない様子で、両手を大きく広げてユウにアピールする。
「あ~っ! ナマリちゃん、ズルイよ~」
「……子供はせっかちで困る」
あとからニーナとレナも駆け込んでくる。
「宝物庫は?」
「ふふん! 私がぜ~んぶ罠を解除して、あとは堕苦族の人たちに任せてきたよ」
「……嘘はよくない。魔法関係は私とラスが解除した」
「うっ……。ま、魔法はレナとかラスさんにも手伝ってもらったかな~って、どうしてウッズさんがここにいるの?」
「ちょうどいい。全員が揃ったところで、ユウから頼まれてたお前らの新しい装備を渡す」
そのウッズの言葉に、レナの半眼が見開き、そのままウッズへ詰め寄る。すかさずマゴやビクトルもウッズの近くへ移動し、耳聡い商人たちもいつの間にやら集まっていた。
まだ世間に知られていない迷宮や、新種の動植物から貴重な鉱物や錬金術では創りだせない魔導具など、冒険者が商人へもたらす物や情報は大金を支払ってでも惜しくないモノばかりである。広範囲に渡って活動する冒険者やクランなどになれば、諸国の機密に関わるような情報や火種になりそうな争いごと、なかには貴族や王族の痴話喧嘩など、その情報も多岐にわたる。
つまり冒険者とは、商人からすれば金のなる木のようなものなのだ。今レーム大陸でもっとも注目されている冒険者の一人がユウである。わずか数年でAランク冒険者に登りつめただけでなく、自ら国を興してそれを五大国の一つ、ウードン王国に認めさせたのだ。
これがどれほどの偉業なのかは、商人でなくても理解できるだろう。そのユウのパーティーが新しい装備を卸す場に居合わせたのだ。この機会を逃すようであれば、商人として失格である。
そして、その装備に使われているであろう素材はとんでもない代物であるだろうと、多くの商人が予想していた。あわよくば、その素材の入手場所や取引ができないものかと、頭の中で算段しているのであった。
「……早く見せて」
急かすレナであったが、しかしウッズは周囲の商人たちを一瞥し、ユウに「いいのか?」と言いたげな視線を送る。
「いいよ。あとでごちゃごちゃ言われるのも面倒なんだ」
その言葉にウッズは「本当にいいんだな?」と、再度ユウの顔を見るのだが、やがて小さくため息をつくとアイテムポーチを取り出した。
「まずはマリファからだ」
「……髭モジャ、けちんぼ」
なんで自分からじゃないのだと、レナが悪態をつくのだがウッズは意に介さずスルーしてマリファを呼び寄せる。
マリファはユウに一礼してからウッズの前へ進み出ると、その場で跪いた。驚くウッズがユウにどういうことだと尋ねるのだが、いつものことだから気にする必要はないと伝える。
神のごとく崇拝するユウから下賜された装備を、ムッスの食客の一人であるプリリとの戦いで壊されてしまったマリファは死をもって償うほかないと考えていたのだが、そんな愚かな自分に対してユウは叱るどころか新しい装備を用意していたのだ。
己の不甲斐なさにマリファはずっと自分を責め続けていたのだが、その反面で新たな装備を下賜されることに歓喜を隠せずにいた。その証拠に、ダークエルフであるマリファの長い耳は嬉しそうに小刻みに動いていた。
「なっ! あの弓はまさか神霊樹でできているのではっ!?」
「これは驚いた。まさしく神霊樹ですな」
「ほう……あれが、私もお目にかかるのは初めてですな」
ウッズがアイテムポーチから取り出した弓を見るなり騒いだのは、周囲にいる商人たちである。
歴戦の戦士と言われても納得する厳つい顔のウッズが睨みつけると、騒いでいた商人たちは口をつぐむ。
「あの連中が言ったとおり、この弓は神霊樹をもとに作ったもんだ。前にお前が使っていた霊樹の弓の上位互換だな」
霊木や霊樹などは武器に防具、さらには装飾品と様々なモノに加工できるうえに、その性能の高さから貴族や騎士たちに人気のある素材なのだが、神霊樹となるとそこらの騎士や貴族では手を出すことのできないほど高価な品なのである。
「俺は反対したんだがな」
眉間にシワを寄せながらウッズはユウを見る。
「弓系統のジョブに就いていない者が持つのは、あんまりにも分不相応なモノだって言ったんだが聞きゃしねえ。どうやらユウはお前たちに少しでも良い武具を持たせたいようだ」
思わずマリファは涙ぐみそうになるのだが。
「お姉さま、もしかして泣いてるの? ティンが頭をナデナデしてあげようか?」
商人たちに混じって様子を見ていたティンが、俯いているマリファの顔を下から覗く。
「泣いてなどいません」
顔を上げたマリファは、いつもと変わらぬ表情であった。「おかしいなぁ」と言いながら、ティンはレナのもとまで行くと「泣いてたよね?」「……泣いてた。意地っ張り」などと、ひそひそ話をする。
「続けていいか?」
「私は悪くありません」
呆れた目を向けるウッズに対して、マリファは心外ですとばかりに抗議する。
次にウッズが取り出したのは十本の矢に革のジャケット、それに手甲と腕輪である。
「この矢だが……鏃は木龍の牙を削って作ったもんだ」
数人の商人が驚きのあまり噴き出し、鼻水が無様に垂れる。
「あいつらの反応を見てわかるとおり、普通は木龍の牙を使って鏃なんて作らねんだがな。
あー、俺だって冒険者が最優先するのは自分の命だってことくらい頭じゃわかっちゃいるんだ。だがな、貴重な木龍の牙を鏃なんて使い捨てみたいな真似をするのは、感情のほうが納得できねんだ。できればこの矢は、ここ一番ってとき以外には使わないでくれ」
ざわつく商人たち同様に、マリファとて木龍の牙がどれほどの価値があるかはわかっている。震える手で矢を受け取るマリファに、ウッズは構わず次の説明に移る。
「こっちのジャケットは風竜の革で作ったもんだ。鱗ほどではないが、防御力は保証する! それになにより軽い! お前にピッタリの防具だ。そっちの腕輪は木龍の素材で作ったもんなんだが、俺じゃなく堕苦族のビャルネが中心になって作った逸品だ。
言うまでもないと思うが、どれもこれも金を出せば買えるような代物じゃない。くれぐれも盗まれるようなヘマはしないでくれよ。最後はこの手甲なんだが……」
手甲を見つめながら、ウッズは悔しそうな表情を浮かべる。
「ユウから渡されたある蟲の外骨格を加工したもんなんだが、情けないことに俺の腕が悪いばっかりに、2級がやっとだった」
「に…………2級?」
「ああ、そうだ。とは言え、大国の国庫に秘蔵されているような国宝級の防具にだって負けない自信はあるぞ」
金の臭いがすると集まっていた商人たちですら言葉を失っていた。
「あ――」
なにか言葉を発しようとしていたマリファをレナが押し退ける。
「……次は私の番」
普段ならレナの行動を叱っているマリファであったが、今はそれどころではなかった。ウッズから渡された装備を両腕で抱えて、何度もユウの顔を窺っていた。
一方のレナも、目の前でマリファに渡される装備が羨ましくてしかたがなかったようだ。それでもすべての装備が渡されるまで我慢したのだから、少しは成長しているのかもしれない。
「こ、こらっ! そんなに顔を近づけるな。わかった! わかったから、渡すから少し離れろ!!」
ウッズの持つアイテムポーチへ顔を突っ込もうとするレナを、ウッズが手で押さえつける。そのやり取りをナマリやモモが笑って見ている。手で口元を隠しているが、ユウも手をどければ口角が上がっているのが見えただろう。
「お前はいつまで経っても変わらんな」
「……どうでもいいから、早く私の装備を渡す」
「ぐっ……。まずはこいつだ。この手袋は『悪魔の牢獄』の階層主だった『魔眼のゾフィーヌ』って天魔の皮から作ったもんだ。お前も知ってのとおり、天魔ってのは魔法に長けた魔物だ。そんな天魔の中でもAランク迷宮の階層主になるほど、それが――押すな! 装備すれば黒魔法や暗黒魔法を強化するスキルが付与されている。こっちの指輪にアミュレットは、マリファに渡した腕輪と同じように木龍の素材をもとに作ったもんだ」
指輪とアミュレットを受け取ると、レナはすぐに身につけてマリファを見てニヤリと笑う。
「最後に杖だな」
マリファを見ていたレナが顔をぐるんっと回転させて、ウッズに向き直る。
「この杖は木龍の角をもとに作っているんだが、それだけじゃねえ。ここを見てみろ」
「……宝石が嵌ってる」
杖には五つの宝石が埋め込まれている。規則正しく埋め込まれた宝石の形は正五芒星を描いていた。
興奮のあまり、レナの旋毛のアホ毛は先ほどから狂ったように動き回っている。そんな反応をされると、ウッズも気分が良くなるというもので、いつもより饒舌に杖の説明をしだす。
「そうだ。だが、ただの宝石じゃねえぞ! この――」
「ぬあーっ! ま、まさかっ!? そ、その宝玉はっ!!」
ウッズの会話に突如として割り込んできたのはラスである。ニーナたちより遅れて、バリュー邸の宝物庫から戻ってきたのだ。
「うるせえな」
「も、申し訳ございません。ですがマスター、あの宝玉はっ!」
「俺が使っていいって、おっちゃんに渡したんだよ。
どうせ文句を言うと思って、お前の分も作ってもらってるよ。おっちゃん、ラスにも渡してやってよ」
「ああ、これがユウから頼まれていたお前の分だ」
レナの杖とは違ったデザインで、埋め込まれた六つの宝玉が六芒星を描いていた。
「……さっきまで怒ってたのに、今は喜んでる」
「レ、レナ殿っ!」
口喧嘩をする二人であったが、レナもラスも杖を大切に抱きかかえていた。新品の武具を前に、ナマリの目はキラキラと輝いている。逆に目が死んだように沈んでいる者がいた――そう、ニーナである。
「ズルイよ」
「あ? なにか言ったか」
ボソッ、と呟いたニーナへユウが反応する。
「レナやマリちゃんばっかりズルいよ~! 私だって新しい装備が欲しいよ~!!」
地面にひっくり返ると、ニーナは服が汚れるのもお構いなしにジタバタと駄々をこねる。そのあまりにも見事な駄々のこねかたに、ナマリやモモが感心するほどであった。
「お前、いい年して恥ずかしくないのかよ」
「欲しい、欲しい~! 私だって新品の、装備が、欲しいよ~!!」
「あるぞ」
「え?」
ユウの言葉に、ニーナの動きがピタリと止まる。そして、本当に? とユウの顔を見つめる。
「ああ、ニーナの装備もあるぞ」
答えたのはユウではなくウッズであった。
「ウッズさん、本当?」
「レナとマリファだけに渡すと、びーびー泣く奴がいるだろうからって、ユウから頼まれていたからな」
「泣いてないよ?」
どの顔で言うんだと、ウッズは苦笑する。
「とは言っても、ニーナの武具は壊れていないからな。予備の武器に装飾がメインだな」
それでもニーナの喰い付きは半端ではなかった。地面から跳び上がると、そのままニコニコと満面の笑みを浮かべながらウッズのもとへ駆け寄る。
「早速だが、このダガーは俺が打ったもんじゃねえ。ユウが倒した古龍が貯め込んでいた宝物の中にあったのを、俺が研ぎ直したもんだ。恐らく何百年、いや千年以上も前の英雄が使っていた物なんだろうな。刃は光竜の牙を、柄の部分は白竜の鱗に俺も見たことのない素材が使われている。遥か昔の鍛冶職人が打った物と想像するだけで、こう胸が熱くなるってもんだろ? あっ! この野郎……人の話を聞いてねえな! おい、勝手に持っていくな! その装飾だって斥候職のお前にって……あーあー、あんな嬉しそうにしやがってよ」
説教の一つでもしてやろうと思っていたウッズも、その姿に笑みを浮かべ満足そうに頷く。
「ぬふふ~」
淡く光る白い刀身を眺めながら、ニーナはだらしのない笑みを浮かべる。そして、ユウに向かって飛びついて抱きつくのであった。その側では、ずっと杖を見続けるレナやラスに装備を抱きしめたまま泣きそうなマリファや、ニーナに続いて抱きつくナマリやモモの姿があった。
「まあ、あんだけ喜んでもらえりゃ俺も――なんだお前ら?」
ずっと機を窺っていた商人たちがウッズを取り囲んでいた。
「いやいやいや、どれも見事な品ばかり。初めまして、私はブル商会の会長を――」
「どこであれほどの素材を、やはりサトウ様がお集めになられたので? ところで私の商会でも武具を取り扱っておりまして――」
「抜け駆けはいけませんな」
困惑するウッズをよそに、商人たちはどうにか繋がりを持とうと、あわよくば自分の店に商品を卸してほしいと考えていた。
昔のウッズからすれば、考えられないような破格の値段を提示する者もいたのだが、今のウッズにとっては金など二の次であった。
「ホッホ。皆さん、どうにかしてウッズ殿と縁を結びたいようですな」
「ハッハ、無理もありませんな。あれほどの品を次々と見せられて、指をくわえて黙っていろと言うのが無理な話ですぞ」
ウッズに群がる商人たちを眺めながらマゴとビクトルが呟く。
「お前らは行かなくていいのか?」
ユウの問いかけに、二人はニヤリと商人らしいなんとも狡賢い笑みを浮かべる。
「ここで焦ってもユウ様の心証を悪くするばかりですから」
「ヌハハッ! 私とサトウ様の仲ではありませんか!」
期待していた答えではなかったのか。ユウは少し面白くなさそうに、さっきから抱きついて離れないニーナの顔を押し退けた。
「たくっ。商人ってのはなんだってあんなひ弱そうな身体のくせに、力が強えんだ?」
「おっちゃん、もういいの?」
「いいもなにも、俺はユウ専属の職人だからな」
「あいつら、ああ見えても大商人たちばかりだから、今のおっちゃんならいくらでも稼げるのにもったいない」
「ふんっ。今の俺はそんなことより、どうすれば古龍の素材を扱えるかのほうが大事なんでな」
「おっちゃんも欲がないな」
「ワハハッ、そりゃ間違ってるぞ。俺ほど貪欲な鍛冶職人もいないだろうな。そんな俺を満足させられるのはユウくらいのもんだ!
ところで、さっきから気になっていたんだがあれはなんだ?」
「あれって?」
「あれだ、あれ!」
ウッズが指差す方向には、優に万を超える群衆が見えた。
名前 :ユウ・サトウ
種族 :人間
ジョブ:魔法戦士・付与士・剣聖
LV :57
HP :3738
MP :4582
力 :762
敏捷 :700
体力 :832
知力 :768
魔力 :787
運 :1
パッシブスキル
剣術LV8
斧術LV7
短剣術LV6
棍術LV6
体術LV8
槍術LV7
槌術LV8
盾術LV7
杖術LV6
投擲LV7
豪腕LV5
身体能力激化LV4
敏捷激化LV3
索敵LV7
統率LV7
威圧LV6
夜目LV6
属性耐性LV8
HP回復速度激化LV3
MP回復速度激化LV4
罠発見LV6
忍び足LV6 ↑UP
状態異常耐性LV8
剥ぎ取りLV6
皮膚硬化LV3
魔龍眼LV5
高速再生LV5
料理LV5
魔法耐性LV8
軽装備時、敏捷強化LV3
重装備時、防御力強化LV5
重装備時、筋力強化LV5
回避LV7
詠唱破棄
魔力強化LV7
消費MP激減LV3
調教LV7
騎乗LV5
剣装備時、攻撃力強化LV2 ↑UP
クリティカル確率上昇LV3 ↑UP
クリティカル威力上昇LV3 ↑UP
光の加護
闇の加護
アクティブスキル
剣技LV8
聖剣技LV4 ↑UP
暗黒剣LV3
闘技LV6
短剣技LV4
棍技LV5
杖技LV5
格闘技LV5
魔拳LV8
槍技LV6
盾技LV7
斧技LV6
槌技LV7
武技LV6
戦技LV5
白魔法LV8
黒魔法LV8
死霊魔法LV8
付与魔法LV7
暗黒魔法LV7
精霊魔法LV5
時空魔法LV7
召喚魔法LV7
古代魔法LV5
龍魔法LV5
神聖魔法LV3
魔法剣LV8
鍛冶屋LV5
錬金術LV8
盗むLV4
隠密LV6
鑑定LV4
解析LV3
咆哮LV6
開錠LV5
罠設置LV5
罠解除LV5
結界LV8
魔力覚醒LV7
ブレスLV5
従属強化LV7
従魔強化LV7
使役LV6
状態異常攻撃LV8
固有スキル
異界の魔眼LV5
強奪LV4
眷属従属LV3
ビーストキラー
聴覚上昇
再生
剛力
精霊の囁き
並列思考
開門
インセクトキラー
龍殺し
聖獣殺し
疾空無尽
虚空拳
装備
武器:黒竜・燭(3級):攻撃力激化・自動修復・黒竜の息吹
防具:飛行帽弐式(4級):盲目耐性強化・幻惑耐性上昇
:アダマンタイトの鎧(3級):物理耐性激化・HP回復速度強化・MP回復速度強化
:黒竜鱗のガントレット(3級):物理耐性激化・魔法耐性激化・闇耐性強化
:聖獣革のブーツ(3級):聖耐性激化・聖の加護
:黒竜鱗の盾(3級):物理耐性激化・魔法耐性激化・闇耐性強化
装飾:ミラージュの指輪(3級):解析に対して偽って表示する
名前 :ニーナ・レバ
種族 :人間
ジョブ:シーフ・暗殺者・影法師
LV :45
HP :1604
MP :798
力 :502
敏捷 :719
体力 :459
知力 :193
魔力 :392
運 :22
パッシブスキル
索敵LV7 ↑UP
罠発見LV7 ↑UP
短剣術LV7
忍び足LV6
短剣二刀流LV6
暗殺術LV7 ↑UP
回避LV7 ↑UP
敏捷強化LV6 ↑UP
剥ぎ取りLV6 ↑UP
アクティブスキル
盗むLV5 ↑UP
潜伏LV7 ↑UP
罠解除LV7 ↑UP
隠密LV6
闘技LV3
短剣技LV6 ↑UP
暗殺技LV6 ↑UP
開錠LV7 ↑UP
鑑定LV6 ↑UP
罠設置LV5 ↑UP
影転移
影技LV5 ↑UP
固有スキル
魔導縮地
装備
武器:黒竜・爪(3級):切れ味激化・攻撃時に一定確率で猛毒状態 黒竜・牙(3級):貫通力激化・攻撃時に一定確率で麻痺
防具:聖獣革の鉢金(3級):攻撃力強化・防御力強化・HP回復速度強化・聖耐性激化・聖の加護
:黒竜革のジャケット(3級):竜耐性激化・物理耐性激化・自己修復
:カンダタの篭手(3級):斥候職系のステータス強化
:大盗賊の靴(3級):敏捷激化・斥候職スキル強化
装飾:鬼の腕輪(3級):腕力激化
:シスハのペンダント(5級):解析LV3まで防げる。またステータスの部分だけにブロックを掛けることも出来る
:竜の腕輪(4級):全能力上昇
:韋駄天のピアス(3級):敏捷激化
:幻魔のピアス(3級):幻惑無効
予備武器:白竜光牙(3級):光属性・攻撃時にHP・MP吸収(中)
:ミスリルダガー(4級):攻撃時にMP吸収(微小)
:ダマスカスダガー(4級):攻撃時にHP吸収(微小)
予備装飾:黄金糸のスカーフ(4級):物理耐性強化・火水耐性強化
:妖精のピアス(4級):幻惑耐性強化
:小人のピアス(5級):敏捷上昇
名前:レナ・フォーマ
種族 :人間
ジョブ:魔術師・魔女・賢者
LV :46
HP :709
MP :3028
力 :119
敏捷 :179
体力 :143
知力 :731
魔力 :766
運 :16
パッシブスキル
杖術LV6
詠唱破棄
MP回復速度激化LV2 ↑UP
魔力強化LV7
消費MP半減
杖装備時魔力強化LV4 ↑UP
ローブ装備時、知力強化LV2 ↑UP
ローブ装備時、魔力上昇LV2 NEW!
魔法耐性LV7 ↑UP
知力強化LV1 ↑UP
アクティブスキル
白魔法LV6
黒魔法LV7
付与魔法LV3
古代魔法LV1 NEW!
精霊魔法LV1 NEW!
神聖魔法LV1 NEW!
暗黒魔法LV1 NEW!
召喚魔法LV1 NEW!
結界LV7 ↑UP
魔力覚醒LV6
杖技LV3 ↑UP
固有スキル
なし
装備
武器:龍芒星の杖・五式(2級):魔力激化・知力激化・消費MP激減・四大属性激化・精魂 ミスリルの箒(4級):魔力強化・詠唱速度上昇・MP回復速度上昇・風の加護
防具:黒竜の帽子(3級):竜耐性強化・MP回復速度激化・物理耐性強化
:ミスリルのローブ(4級):魔法耐性強化
:天魔ゾフィーヌの手袋(3級):魔眼無効・魔耐性激化・黒魔法強化・暗黒魔法激化
:アークデーモンのマント(3級):魔法耐性激化・MP回復速度強化・消費MP減少
:大魔女の靴(4級):魔力強化・MP回復速度強化・魔法耐性強化
装飾:
:木龍の指輪(3級):魔法耐性強化・体力激化
:木龍珠のアミュレット(3級):物理耐性激化・体力強化
:強命の指輪(3級):HP500増幅・HP8%上昇
:聖天使のピアス(4級):白魔法上昇・神聖魔法強化・聖耐性強化
:闇のピアス(4級):闇耐性強化・呪い耐性強化
:闇のネックレス(3級):闇耐性激化・呪い耐性激化
:闇のアンクレット(4級):闇耐性強化・呪い耐性強化
:魔王セーンの指輪(3級):第5位階までの魔法攻撃吸収MP変換
闇シリーズのセット効果
地水火風耐性強化・MP300上昇
ミルドの杖(4級):消費MP減少・魔力強化 大破
天魔ヴェクウタスの手袋(3級):聖属性激化・白魔法激化 大破
ゴルドバのネックレス(4級):消費MP減少 大破
岩石竜の指輪(4級):防御力強化 大破
生命の指輪(5級):HP50増幅・HP上昇・MP上昇 大破
ユグのアミュレット(5級):防御力上昇 破損
名前 :マリファ・ナグツ
種族 :ダークエルフ
ジョブ:調教士・虫使い・樹霊術士
LV :46
HP :1187
MP :1221
力 :389
敏捷 :432
体力 :446
知力 :400
魔力 :499
運 :3
パッシブスキル
弓術LV3
マリスの魔眼LV6
調教LV6
操虫術LV5
身体能力強化LV3
木の加護
詠唱速度上昇LV4 ↑UP
無詠唱LV4 ↑UP
料理LV2 ↑UP
アクティブスキル
弓技LV3
精霊魔法LV3
従属強化LV6
使役LV6
従魔強化LV6
騎乗LV4
樹霊魔法LV4 ↑UP
虫召喚
固有スキル
なし
武器:神霊樹の弓(3級):幽体系に大ダメージ・身体能力強化・命中率激化・樹霊魔法強化
防具:風竜のレザージャケット(3級):敏捷激化・重量軽減・魔法耐性強化
:霊樹の靴(4級):恐慌耐性強化・魔力上昇
:女王蟲クインの手甲(2級):斬撃半減・打撃半減・従魔(虫・蟲系のみ)激化・従属(虫・蟲系のみ)激化
装飾:黒竜のチョーカー(3級):筋力激化・竜耐性強化・物理耐性強化
:黒竜のバングル(3級):物理耐性激化・魔法耐性激化
:アーティスのアミュレット(4級):聖・闇耐性上昇 恐慌耐性強化
:木龍の腕輪(3級):全能力強化・魔法耐性強化
:獣魔の指輪(4級):従魔強化・使役強化
:使役の指輪(4級):従魔の支配力強化
霊樹の弓(4級):幽体系にダメージ・身体能力強化・命中率強化 大破
魔甲蟲のガントレット(4):筋力強化・身体能力強化・敏捷強化 大破
癒しの腕輪(5級):HP回復速度上昇 大破
名前 :コロ
種族 :魔炎狼
ランク:5
LV :28
HP :8142
MP :1008
力 :1012
敏捷 :977
体力 :1078
知力 :258
魔力 :489
運 :23
パッシブスキル
敏捷激化LV2 ↑UP
忍び足LV7
嗅覚LV6
火耐性LV8 ↑UP
統率LV3 ↑UP
アクティブスキル
咆哮LV7 ↑UP
噛み付きLV7 ↑UP
隠密LV5
闘技LV4 ↑UP
高熱のブレスLV6 ↑UP
炎毛LV4 ↑UP
固有スキル
なし
装備
武器:なし
防具:なし
装飾:王銀の首輪(3級):身体能力激化・魔法耐性強化
セット装備
王金・王銀の首輪を装備している者同士が
近くにいる際、HP・MPが一定時間ごとに
回復する。
名前 :ラン
種族 :金雲豹
ランク:5
LV :29
HP :3313
MP :1443
力 :664
敏捷 :1335
体力 :634
知力 :389
魔力 :656
運 :32
パッシブスキル
敏捷激化LV4 ↑UP
嗅覚LV5
気配察知LV7 ↑UP
魔法耐性LV5 ↑UP
アクティブスキル
隠形LV7
闘技LV3
噛み付きLV5 ↑UP
刺尾LV4
付与魔法LV4 ↑UP
固有スキル
雲海
装備
武器:なし
防具:なし
装飾:王金の首輪(3級):身体能力強化・魔法耐性激化




