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25 傷心旅行?②

よろしくお願いします。




 翌朝、早めに起きて朝風呂に入ると早朝なので貸切状態だ。


 8時にはチェックアウトして駅へ向かう。

 そして朝食はコンビニのサンドウィッチ、これで良いや。

 と言うのもコンビニ以外まだ開店していなかったのだ。


 イートインで朝食を済ませ、昨日に続き駅構内の足湯へ向かい、この後9時過ぎに発車する電車が来るまで時間を潰す。


 9時を過ぎると始発となる電車が到着した。

 行先は豊橋だ。


 これは鉄道オタクでは有名なのだが、飯田線と言う路線で豊橋へ向かう途中には幾つかの秘境駅が存在する様な結構な田舎、山奥を走る路線なのだ。

 因みに路線検索で【上諏訪⇒豊橋】を調べると最短距離の飯田線ではなく、名古屋経由の距離が長い方が短時間で到着する。


 それだけ時間がかかる路線では有るが、今から乗ろうとしてる電車は上諏訪から豊橋まで1本で行けるので一度座ったら後は着くのを待てばいい、と言うと勘違いするかもしれないが到着まで約7時間かかる恐ろしい路線なのだ。


 まぁニワカ鉄ヲタの俺なので踏破したくて来てしまった。

 一応弁当も買おうかと思ったが車内で弁当食べるのって最近の電車事情では難しいと思い、豊橋到着後にガッツリ食べる事にして、ペットボトル2本だけ買い車内へ。


 ぶっちゃけ田舎の風景なのでこれと言って興奮する様な物は無いが、そびえる南アルプスと飯田線に絡みつくように流れる天竜川の風景は必見かな?


 ただ誤算が有った。

 買っておいたペットボトル2本は早々に無くなってしまった。

 まだ2時間程度しか経ってないが手持無沙汰も有ってついつい飲んでしまったのだ。


 しかし困った、各駅に停車する度に自販機を探すが、そもそも無人駅の連続で自販機どころか駅舎もあっさりしたモノしか無い様な駅には自販機なんて有る訳ない。


 一応スマホは繋がるので次の駅、次の駅とネットで駅の画像を検索して自販機のある駅を探し、昼過ぎに到着する飯田駅のホームに自販機の存在を確認した。

『よし!』


 座席に荷物は置いたままドアの前に立ちダッシュの構え、恐らく停車時間は短いだろうから速攻で行く。

 1人戦闘態勢である。


 そして飯田駅に到着しドアが開くと同時にダッシュで自販機へ向かう。

 お金を入れ取りあえずパッと見でスポーツドリンクと分かった物のボタンを押す。

 ガラガランと取り出し口に落ちたペットボトルはそのままに立て続けにお金を入れもう一本を買う。


 2本目は黄色っぽい何かだが取りあえずボタンを押した。

 お釣りを取り、取り出し口から2本のペットボトルを拾い上げ一番近いドアから車内に入る。


 なぜかちょっと汗をかいているが荷物の置いてある席まで戻り一安心、しかし短いと思っていた停車時間は意外と余裕が有ったようで座ってから1分程して再び走り始めた。

 そして買ったばかりのドリンクを2本眺めてホッとした、それは闇雲にボタンを押したのでとんでもないモノだったらどうしようかと思ったが普通にスポーツドリンクとサイダーだった。




 飯田駅を出た後、ライン下りで有名な天竜峡駅を過ぎるといよいよ秘境エリア突入だ。


 普通電車なので各駅に停車するが秘境駅から乗って来る者は居らず、俺も車外に出る事は無く開いたドアからホームと駅舎を眺めるだけで写真すら撮らなかった。

 まぁ電車からの写真じゃ味気ないし、だからと言ってココで下車して撮りまくると次の電車は数時間先なので、鈍行列車だけで豊橋まで行く事が出来なくなる。


 今の俺は時間がたんまり有るので天竜峡辺りで1泊するのも有りかも知れないが、昨日の蔵巡りで実は足腰に結構ダメージが残っていて出来れば瞬間移動でもして自宅で寝たい気分だった。



 乗り始めてから6時間になると、周りはそこそこの街になって来た。


 16時を過ぎるともう終点の豊橋は直ぐそこだ。


 豊橋駅に到着すると時間的に高校生が車内に溢れていたので、その中に紛れる様に俺もホームへ降り立つ。

 飯田線完乗!ニワカ鉄ヲタの野望達成である。


 本当ならココから東海道本線を乗り継いで関東方面へ向かうのだが、もう流石に体力が尽きた様だ。

 食事もせずに新幹線のホームへ向かいハイスピードで帰宅する事にした。



不定期投稿ですが基本的に土曜日の20時を定期更新として1週間に1話以上を考えてます。

作中の列車について、詳しい事は分かりませんが現在は一部不通区間がある為にこの列車は運休している様です。


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