表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/71

20 がんの進行

よろしくお願いします。




 今日も癌治療の為、掛かりつけの病院へ赴いている。

 毎回の治療内容は同じだった。

 放射線を当て、抗がん剤を打ち、診察と緩和ケアをしてもらう、緩和ケアは現状話をして終わる。

 特に鬱になってるわけでも無いので雑談をしてるだけなのだが、話を聞くと末期の割には元気な方らしい。

 実はまだ生きられるんじゃないのか?とも思ってしまうが医者はそうは言ってくれない。

 癌は大きくなる速度こそ落ちているらしいが、小さくなる様な事には至っていないとの事、このまま行けばやはり半年から一年後には…


 とにかく何れ来るその時まで、自分の思う様に生き抜いてから死ぬと決めたので、残った貯金でやりたい様にやっておさらばするさ、この世に。



 病院からの帰り道。

 そう、ここは元カノとの遭遇したアーケードだがあれ以来、遭遇は起こっていない。

 もしかしたらお出かけ時のルートを変えたのかな?



 帰宅する前に行きつけのスーパーで買い物をする。

 まだ半額になる時間では無いので普通に食材を選んでかごへ入れて行く。

「今日は刺身が良いな」

 刺身のコーナーを行ったり来たりして選んだのはブリとホタテのセットになったものだ。

 地産地消のポップも有りこの店では地元産の近海物を積極的に扱っている。

 たまにマンボウやサヨリなどが並ぶ事も有るが今日はハズレらしい。



 帰宅するとさっさと食事を済まし、TVで夜のニュースを流しっぱなしでベッドに横たわりボーっと眺めている。

 あまり気にしては居なかったが出かけて買い物して帰宅して、この一連の行動だけで結構疲れた事に気づいた。

 これは無職になって筋力が衰えたからか、薬か病気の影響で倦怠感が増したのか。

 そんな事を考えていると先日の【仮想旅行計画】を思い出してしまった。


 そしてPCを起動しアルバム整理を始める。

 整理と言うか閲覧と言うか、まぁ写真や動画をただ眺めて懐かしがるだけなんだけど、写真だけならそうでもないが、動画も含めると10年分って結構な時間が掛かるんだな。


 趣味で旅行時の動画を編集してネットに投稿したりしてたので、そっちも一通り眺めておいた。

 昔は結構コメントも付いていて、人気の動画で良くある弾幕に憧れたりしたが、流石にそれは無かったな。

 そしてかなり前に行った北海道の動画を見て居て有る部分で目が止まった。

 それは動画の最後、とある店で食べたラーメンだった。


 それは羅臼の先、道が無くなるまで行った所に有る店で食べた【馬鹿ラーメン】で、普通なら馬肉と鹿肉のラーメンだと思うだろうが、確かに鹿はエゾ鹿の肉で合ってるが、馬の方は全く想像しにくいモノだった。

 それは【海馬】と言った。

 ちょっと知識のある人なら直ぐに「脳か?」と思うかもしれないが脳では無い。

 店の説明では【海馬】はトドの事と説明が有ったがググるとトド以外にもアシカなどの海獣の事を言うらしい。



 ラーメンの上にチャーシューが二つ並ぶ、一つがエゾ鹿、もう一つがトドのチャーシューと言う事だ。

 鹿の方は臭みも無くちょっとジューシー感が無かったが違和感は無かった。

 そしてトドの方はかなり癖が有った、と言うか若干獣臭がしたのだが、これ食べて大丈夫だよね?と思いながらも完食したのだった。


 因みにこの時連れは熊ラーメンを注文しており、熊の肉がちょっと硬かったらしいが、割と自然に食していた。


 まぁ最近はジビエ料理が人気有ったりするが、この時の旅行では鹿や羊に熊、そしてトドと普段食べつけないモノばかり選んで食べていた気がする。

 

 そんな事を思い出したら気になって来たので調べてみた、が、既に閉店ガラガラと言う結果だった。

 もしやってたら行こうと半ば本気になって居たが、まぁ仕方ない。



 ココでTVが深夜番組に変わっている事に気付き、PCを方付け寝る事にした。




不定期投稿ですが基本的に土曜日の20時を定期更新として1週間に1話以上を考えてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ