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under 500

CLERK?

気分転換のために本屋の空気を吸いに来た。


カラフルな表紙が並ぶ。トリッキーな言葉が並ぶ。


好きな作家の新しい文庫本が異彩を放つ。


斜めにズレた三冊ほどの文庫本を直し、歩みを進める。


気になるタイトルの背表紙を見つけ、手に取る。


パラパラと捲って戻そうとすると、棚から一冊だけ前に出ている本を見つけ、迷わず押し込む。


文庫本コーナーに戻り、この本好きだったなと昔の想い出に耽る。


表紙が捲れ上がった文庫本を綺麗に戻し、雑誌のコーナーへと進む。


昔、ずっと読んでいた雑誌を見つける。


この雑誌の発売は今日だったのかと気付かされる。


別の雑誌の上に積まれた雑誌を元の場所に戻し、その後も店内を隈無く見て回った。


気分転換のために本屋にやってきたが、どうやら気を遣い過ぎているような気がする。

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