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怨めしや勇者 化けて出てやる 休止中  作者: 存在感希薄な村人K
7/22

お約束

さて、町に着いた。幽霊だし、正規の方法で入らなくても防壁を超えて入ればいいのだが、町に入るための検問所の列に並んでいる。何故か、それは町に入ってもすることが無いからだ。


『マジでなにしよう…』


そろそろ自分の番が近づいてきた。もう適当に決めることにした。


『仲間が欲しい!』


そう、俺はボッチなのだ。森で過ごす分には問題ないが、町に来ても誰にも認識されないのは悲しすぎる。

適当に決めた所為でかなり難題だが、できる事はやってみようと思う。


さて、決まった事だし中に入るか…と、奥にあるご立派な建物が燃えていた。










謎である。異世界チートにはトラブルがつきものなのか…?

そんなことを考えながら燃える館の中に飛び込んでいった。

幽霊なので自然発生した火は問題ない。

今更ながら幽霊って最高だ!


「 ん こ し !?」

「 ? ま る 」


なにやら話し声が聞こえる。

その声に近づいていき、こそっと様子を見る。そこでは、どう見ても騎士な奴と、THA・悪党みたいな奴が対峙していた…




………………………………………………………………


「貴様!何故こんな事をした!」


俺はエイ、騎士だ。今俺の目の前には少女を人質に取り、こちらを牽制している逆賊がいた。


「へっ、テメェらみてぇな雑魚騎士にはわからんだろうよ!この出来損ない半精霊にも多少は使えるところがあるのさ。」

「半精霊がどうした!その子だって半分は人間なんだぞ!」

「半分じゃねーかwこいつは光魔法と氷属性、2属性持ちのくせして光の力が暴走しかけて、氷すら使わずに封印しているただの半人間だ!w」

「なにを笑っている!うおおおおおおお!」


俺は斬りかかる。


「おうおうどうした?このゴミを助けたいんじゃないのか?オラァ!」

「ぐはぁっ!」

「弱っちぃなぁ?まぁいい。俺が試したいのはこいつさ!《精霊支配》!」

「なぁっ⁉︎精霊支配だと?まさかその子を支配するつもりか!」


こいつはとんでもない奴だ。あの子を支配して何をさせようとしているんだ!


「くぅっ…」


少女が崩れ落ちる。


「やめろおおおおお!」

「嫌だね!さぁ女!こいつに向けてお好きな魔法をぶっ放しな!」

「ぃ…ゃ………………っ」

「くそっ!やめろ!その子を離せ!」

「っ………………………………ごめ…んなさ……い 光よ、我が力の元に集え。敵を貫く為にあれ、敵を打ち抜く為にあれ。杭と成りて敵を穿て!《フラッシュストライク》」


俺に向かって光の杭が飛んできて…どこからともなくやってきた黒い杭にぶつかり消えた。


「「…………………え?」」

………………………………………………………………

これは視点変更の時に使う予定です。

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