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閑話、ダンジョンでなら正義の味方になれるカモ

 (日本のとあるダンジョン)


 ─ダンジョン探索者達の会話─

「あ、今日は、探索ですか?」「ああ今日は、講習の日じゃないからな~」探索者許可証を受け付けに見せ預かり所に移動しながら「先輩って探索者してるより指導員してる事の方が多いよね?」預かり所で預けていた武器とリュックを受け取り中身をチェックしながら「あたしなんか暴れたいから指導員は、たまにしか引き受けないけど」「それで偶に預かり所が有料になってよな!」「そうなんですよ!預かり所が無料になるから指導員に登録してるのに!」武器に痛みや傷がナイか見せながらむくれて言う。「月三回のノルマをこなさないお前が悪い( ̄0 ̄)」「日付決めないで月三回って意外と難しいんです!気がついたら過ぎてるから!」武器を仕舞いリュックを背負う「待て!」そのリュックを掴み「それなら今の内に予約を入れておけ!確か来週は、まだ空きがあったからちょうど良かった!人数揃わねーと中止になる事もアルからな!」ズルズル引きずって受け付けに向かう「ちょっ今月は、もうノルマ達成してるのに!ってーか先輩来週も指導員デスカ?何の為に探索者になった?」ジタバタしながら聞かれ「………オレな子供の頃サ正義の味方に成りたかったんだ!」「は?」「最初は、警察に成ろうとしてナンカチガウと思って今度は、自衛隊に入ろうと思ったらよその国の戦争に行ったりする様になってナ結局辞めて普通に社会人やってたんだあの日まで!」受け付けでダンジョン講習指導員予定表を出してもらう「ってアー!勝手書かないで!」騒ぐのを無視してチェックを入れると、受付嬢がとっとと仕舞って「ありがとうございます。(^ー^)」にっこり笑顔で追い打ちをかける。

 明らかに受け付けもグルの状態に呆気にとられていると後ろから「諦めろ( -.-)」「お前まだ知らなかったんだ!かなり有名だぞコイツの指導員捕獲!」「講習の指導を生き甲斐にしてるからな( ̄∇ ̄)」「なんでもダンジョンが出来た時暴れるつもりで入ったら中で腰抜かしてるガキどもがいて成り行きで助けたらモッッッのすごーく感謝されて子供の頃のヒーロー願望が復活したとか!( ̄。 ̄;)」などなど言われ「ぇぇー」少し引いた。

 

 ─二人が居なくなった後─

 「でもさー何気に似たような理由で探索者やってる奴イルヨナ~」「おぉ、俺の知り合い美人助けてお近づきになる!って言ってたわー」「「「それは願望だ!!」」」皆が笑っているとそばに居た女性探索者のひとりが「でも私の友達助けた男の子に告白されたって言ってた現役高校生!」笑ってた探索者達にして「「「で?」」」身を乗り出してくるので一緒に居た女性後に

引っ込みながら「ぇっと、せめて自分の身は、自分で守れる様になってからって言って断ったら講習に来る様になったって……」言うと探索者達は、頭を寄せ合い「どう思う?」「可能性は、ゼロではない!」「でも、男女逆転します!今時そんなにアッサリ惚れる女がイル?」「それは、思うに男が女を助けるシチュエーションがナイからでワ?」「確かに!今時は何かあっても自分で何とかするか同じ女性に助けを求めたり!」と言ってさっきの女性探索者を見る。友達の女性に頭をナデナデされている。探索者達(男)は、頷いて「とにかく!人助けは、大事だ!」「ソウダ!男であろうと女であろうと何か合ったら助ける!」「「「オオォー」」」

「それを見た(美)女性が惚れるに違いない、と?」彼らの心の中を友達を慰めていた女性がつぶやいた。(普通にナンパした方が早い気がするけど^_^;)


 そもそもダンジョンに来る女は、気が強いか頼りになるパートナーが居る事に気づくのは、いつだろう。

理由は、どうあれ人助けは、良い事です。

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