8 陰謀論とかあまり好きじゃないけど、これは何かの陰謀かもしれない。
どうもおはようございます、矢暮です。
実は今回アップしようとして書いていたものが、消えてしまいました……。
ちょっと際どい内容も含んだネタだったので、もしかすると、何者かの陰謀かもしれません。(←※バカ)
ただ、2000文字ぐらい書いたところで妙な消え方をしたものだからショックでした。
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自分的には、少し無理して何かのネタに沿って連続で投稿しよう、と頑張って書いていたものだし、ちょっとだけ内容も際どいものだったものだから、まあ冷静になってみるとアップしなくて良かったと思うところもあります。
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じゃあ、今回は何をネタに書こうかな。
うーん。思い浮かばないんで、一応それなりに書いていた【核分裂ってアダムのリンゴに似ている】という話を簡単に。
もう言っていることの意味が分からないでしょう?
これはもう十年以上前に、僕が実家のある田舎に戻ってきた頃の話。
その頃、プルサーマル法が可決されるとか騒がれていて、それなのにこの地域の人たちの殆どは、
「プルサーマル法? 何それおいしいの?」
的な状態だったのと、知り合いのあり得ない不手際事件を目の当たりにしたこととか諸々あって、僕は自分でも不勉強だったのも相まって原子力発電所の仕組みであるとか、核分裂であるとかを本やネットや人からの情報を駆使して自分なりに調べていたことがあったんですね。
(※ちなみに、僕は単純な右派的な考え方でも左派的な考え方でもなく、現実を知らなければ……というスタンスが強い性格です。単なるはぐれ者の一般人なんですけどね……)
そんなこんなで、そのネタを基に書いたのがこちらに掲載している、
【おーい☆MADぐんしょー】
というSFファンタジー小説です。あれを書いたのは2007年ということで、もう十年も前のこと。
まさかその数年後に、数十キロの目と鼻の先であのようなことが起きるとはさすがの僕でもびっくりしましたよ。
でもその当時、それ以外に書き溜めていたネタが、
【怪獣やエイリアンが原子力発電所を襲ったり、津波を引き起こして街が壊滅する】
というSF戦闘ロボットものもあったので、まあ洒落になりませんでしたわ。
そんなくだらないことより、もっと洒落にならなかったのは、僕の家が色々あったのにも関わらずギリギリ【補償対象外】の区域でね。あの一週間ぐらいは町はもぬけの殻で、防犯上かなり夜がヤバかった。
そんなものだから、一応僕の家だけは残ろう、ということを僕が家族を説得して何とか踏みとどまった経緯があったんですよ。
だって対象外の区域にも関わらず、僕の家がある集落は結構な住宅地なために、避難することも出来ない一人暮らしの年寄りもかなりの数がいて、そういう人達だけ残してゆくわけにもいかないし、ガソリンもなかったし。
水道も止まったままだし、食料もいつ手に入るか知れない状態だったし。
夜見回りをすると住宅街は真っ暗で、あの時は本当にヤバかった。だれがいつ悪さをしに来ても分からない状態だった。
だから、僕の家はその集落でも目立つ位置にあるので、僕の家に明かりが点いていれば少しは防犯の役に立つかもしれないと考えて残ることにしたんです。
まあ、こんな話は今になっても近所の人たちに話していませんがね。親しい友人の何人かに話したのと、ここに書いたのは初めてだけど。
もし、これを読んでくれている方々に、これから何らかの災害であるとかが身の回りに起こって、何かを決断しなければならなくなった時は、自分が自分であること以外は他人に期待しない方が良いですよ。
確かに日本と言う国は素晴らしい国ではあるものの、咄嗟に追い込まれたりした場合は無意識に人は身勝手になる。日本人たる日本国民ですらこれなのだから、もっと凄まじく海外は大変なのだろうな、と思いますよ。
これは綺麗ごとではなく、現実に体験した僕だから言える。
自分が決断したことに見返りも責任も求めるな、ということ。別に始めから見返りを求めてやった行動でもなんでもないんだけど、近所の人はそんなことがあったなんて誰も知らないし、知ろうともしない。それが現実。
今の日本人は平穏や平和に慣れ過ぎてしまっているから、もし身の回りに何かあった時にはオロオロする人が多くなり、どことなく浮足立って正気を失うだろうから、その時に必要なのはやっぱり度胸と冷静さと信念しかない。
そういう【浮足立った無意識も核分裂のようにネズミ算式に拡散しますが】、【強い信念もそれなりに拡散します】。
助け合うだとかの【良い波】は、ある程度の被害が収まった後に起きる、社会的集団の引き波みたいなものだから、最初の【オロオロ波】に飲み込まれると自分もそれ以上にオロオロすることになります。
僕の観てきた限りでは、オロオロした人たちは自分たちがオロオロしたことを恥じたのかそうでないのかにも関わらず、都合の良いように無かったことにしてしまいます。これは九分九厘そうであると断言できます。
それだけほとんどの人が冷静でなかったため、意識が散漫になっていた証拠なのではないかと推測できます。
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話が大分逸れましたが、その【核分裂】の仕組みを本で読んだとき、
「ああ、人間の情報の拡がりに酷似しているなあ」
と思ったことを思い出しましてね。
以前、別のエッセイもどきにも書きました【善玉菌と悪玉菌の関係】と同じく、その時も【自然の摂理】は全てに通じることも多いんだなあ、なんて思うのですよ。
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