12 ワレワレハ宇宙人ダ!
どうも、おはこんばんちは、矢暮です。
前回の、
【グローバル化は生物的に無理がある】
というのは、気候風土や食生活的な理由が主だった原因だと書きました。
だって、腸内細菌の本などを読むと、あるアフリカの部族などは普段は【タロイモ】の一種を主食にしかしておらず、それでも健康的に暮らしている。それはその人々の腸内細菌の中に、空気中の窒素をたんぱく質に変える菌が棲息しているからという研究結果があるからだというのです。
にもかかわらず、時々その部族はお祭りらしき儀式をするときに、狩猟をして肉を食べるそうで、その時食中毒で死者を出してしまうそうなのです。
そう、その部族には肉を分解する酵素を持つ腸内細菌を有していないという原因からです。
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日本人も例外ではなく、よく言われるのが【海苔を分解する酵素は日本人特有のもの】であるとか、逆に牛乳の中にある、とあるたんぱく質を分解する酵素が日本人が有している確率がかなり低い、であるとか。
腸の長さだって、米を主食にしてきた日本人は他に比べて長い、であるとか言われていますよね。
つまり、ガラパゴス化同様、生物はその環境に根ざす特性があるので、グローバル化しすぎると何かが混乱する可能性が高くなるはずなんです。
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これは、思想や宗教を考える前に、
【人間と言う生物の特性を優先に考えるべきだ】
という僕なりの主張なのです。
つづく。




