11 混ぜ物注意!!
おはようございます、矢暮です。
僕は前回に、【ナショナリスト】と【グローバリスト】という言葉を書きましたよね。
まあ、その辺りの言葉は各々が知っておられると思うのでクドクドとは書きませんが、大分前のエッセイもどきにも記しましたように、
【ジョン・レノンの歌にもある“国境のない世界”というのは絵にかいた餅でしかない】
という考え方でして、僕自身は、
【人間は生物的にそのように出来ていない】
という理由から、
【グローバル化】
は無理があると思っています。
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つまりは、【アプリケーション】たる思想や宗教や教育の土台は、その土地の気候風土に根ざしたものが、生き方や考え方に反映したものであるし、食べ物や習慣の蓄積によって成り立った経緯があるので、
【生物的に無理】
だということです。
だからこその【ナショナリズム】という、互いの尊重が必要になってくる。
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それは、家庭であるとかの枠組みだって同じだし、こんなに小さな日本でさえも地方ごとに特色が違う。
それを一緒くたにしてしまおうなどということや、全てをごちゃまぜにしてしまおうというのは、排他的主義とかという感情論が基になった考え方ではなくて、
【人間と言う生物が、その環境に根ざす】
という特性を持っているからだという事を考えなければならないと思うんです。
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そういう意味では、
【郷に入らば郷にしたがえ】
という言葉は、逆説的な意味で作られた格言とも取れる言葉なのだと思うのです。
つづく。




