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はじめに

 こんにちはの方も初めましての方‥‥‥は、流石にいないと思うけれど、ご挨拶申し上げます。

 イチと申します。どうぞ宜しく。


 まあ、このページを読まない方も僅かにはいるかと思うけれど、重要な事だし一応説明を、と作者から命を受けていてね。

 私は間怠っこしいのは嫌いだから、早速本題に入るわよ。



 まず、一つ。解答を読む前に、留意して欲しい事があるの。

 私が提示する解答は、絶対の物ではない、と言うこと。

言わば模範の一つに過ぎない。見方によっては、こんな解釈もある、と言われる事もあるでしょうね。そしてそれを否定する気も、私には一欠片も無いわ。


 でもそれは、すべての可能性を受け入れるって事じゃないわよ。


 二つ目。私の書く話には、共通のルールがある事。これを理解して欲しい。

 このルールから外れてさえいなければ、私はどんな解答でも認めるわ。


 どんなルールかって?

 ‥‥‥本来ならば教えない所なんだけど。まあ、いいわ。このページを読んだあなたには、特別に。

 不公平? いいえ、読まない方が悪いのよ。私は知らないわ。


1.ペテンであろうとミステリーのルールに沿う

 ミステリーのルールよ。解る? 例えば探偵、犯人、被害者。全てが揃っていなかったらそれはミステリーじゃないって事。単純明快にして基本のルールよ。超人的な能力での事件解決なんて私は大っ嫌い。絶対に認めないわ。


2.探偵役は各話に一人ずつ

 これ、かなりのヒントだと思うのよね。私的には公開したくない情報だわ。あなたなら当然、探偵の役割は知っているわよね? そこまでは説明しないわよ。それは前述の1.に準拠しているのだし。


3.語り手が探偵とは限らない

 当然よね? これはウォーミングアップの時からやってるもの。しかもイツキったらご丁寧に、本文中で何度も訊くんだもの。気づかない方がおかしいって物よね。


4.名前や台詞が無くても登場した事に変わりはない

 重要なのは、"その人物が登場した"と言う事実だけ。名前が出ていないからと言って犯人じゃない事にはならないのよ。台詞が無いからと言って存在していない訳じゃ無いわ。出演者は残さず拾う事。



 以上を踏まえて、もう一度本文を読んでみなさいな。

 ‥‥‥ほら。何かが見えてくるでしょう?

 一見理不尽に見える文章の中にも、ちゃんと重要なヒントは隠されている物よ。


 だから私は何度でも言うわ。「全ての手がかりは出揃っている」ってね!








ルール1について補足。

・超常現象とか有り得ませんから。

・ぽっと出の犯人とか居ませんから。

・探偵が嘘付くとか無いですから。

・だからと言って勘違いしない人間なんか居ませんから。

・説明もしない仕掛けなんて存在しませんから。

・て言うかこんなのハッキリ言ってただの「暗黙の了解」ですよねー。

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