呼吸
詩集です。
一縷の望みが叶うのか、叶わないのか。
不安に感じる愛の形。
愛の形が何たるかは、この感情を理解している人間でしか、理解する事は不可能である。
もし、奇跡が起こるのならば、もし、死んだ君に会えるのならば。
それが冬の幻だっていい。
愛による経験は、人間を格段に成長させる。
それが烙印になるとは誰も知らない。
しかし、人間の美しさは烙印の数と再生の過程で
その人間の外皮を変えて行く。
この世には今、この瞬間でしか経験できないものが
存在する。
その存在は今だからこそ、輝くものであって。
先に伸ばしたら、花のように劣化してゆく。
愛は花である。
水を無理矢理にあげすぎると根が腐る。
逆にあげなければ、枯れる。
そして、太陽のような明るさ、月のような静けさ。
それら全ては、中間に宿る。
「白も黒も必要ない、全ては凪の姿勢に宿る。」
真の優しさとは何なのだろうか。
それは、人を赦す事でも、受け入れることでも無い。
時に突き放し地獄に突き落とす。
時に助け、天に昇る手伝いをする。
その全ては相手の心理を読み解く事から始まる。
相手に共感せず、ただ慰める人間は優しいフリをしている、エゴイズム的人間に過ぎない。
あなた達は知っているのだろうか。
当たり前などないと。
特別を求める人間関係の根底とは。
それは、特別、その人間意外の何かを見る行為。
一つ言いたい。
「出来るだけ平凡に、それ以上は無くたって
かまわないよ。」
このひとつの言葉にどれ程愛が詰まっているか。
永遠とは何なのでしょう。
この恋は永遠だ、や一生友達でいようと言う契。
永遠を囃し立てる人間ほど、永遠とは程遠い。
永遠とは孤独である。
助けたい。ずっと隣に居たい。心を開いて欲しい。
君が好きだ。愛している。安心して欲しい。
これらの言葉を口に出す人間達は
こぞって押し付けている。
これらを私は、「愛の暴走」と言う。




