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幻想対霊郷  作者: 海音
第一章 舞い散る花びらたち
4/13

第2話 紅魔の異変と紅い月(後編)

注意 この作品は東方Projectの二次創作作品です。

原作設定無視、オリジナル設定、キャラ崩壊、その他原作と違う部分が多々あります。

今回の作品は<後編>になります。前編から見ることを強くお勧めします。

 魔理沙が図書館でフランドールが囚われている結界を発見したころ、、


ー霊夢サイドー

霊夢「、、、」

咲夜「、、、」


 睨み合いが行われていた。


霊夢「あなた、デカいわね、、」

咲夜「あなたこそ小さすぎるんじゃないの?博麗の巫女さん?」

霊夢「もしかしてあなた、パ                」

ー - - ッ

霊夢「         パッド入れてるわけじゃ、、。は!?」


 さっきまで前にいた咲夜がいない、、?いつの間に背中に?


咲夜「それ以上は言わせない。霊夢といったわね?何しに来たの。」

霊夢「あんたらが急に幻想郷に来るもんだから、様子を見に来たのよ。」

咲夜「妹様に手出しはさせないわよ」

霊夢「妹様?よくわかんないこと言ってな

ー - - ッ

霊夢「                いで主の元へ案内しなさいよ。」


 まただ、一瞬の霊力の停止と咲夜が背後に回っている。

 これは、、なに?


咲夜「私は時を止めれる。あなたは絶対に通さないわよ。」

霊夢「ふぅん、そういうことね。久々に強い相手かもしれないわね。」

咲夜「手加減無用!来なさい、博麗霊夢!」


 咲夜の戦い方は特殊だった。

時間を止めれるのが厄介で、こっちが動けない間にナイフを仕掛けてくる。


 ただ、伊達に博麗の巫女を名乗ってるわけじゃない。

 見せてあげる、十六夜咲夜、、!!


咲夜「あなたの手前と背後、両方にナイフを仕掛けたわ、これで動けないわね。」

霊夢「はぁ、あんた強いわね。負けたわ。」

咲夜「あら?博麗の巫女ともいわれるあなたがそんなに早く負けを認めてもいいの?」

霊夢「えぇ、動けないのなら、仕方ないじゃない、、」(いまだ、、!)

咲夜「そう、、。侵入者は処罰せよとのお嬢様からの指示なの。だから死んでもらうわね。」


、、!


 霊夢の体を二本のナイフが貫いた。

 体から出てきたのは赤い血、、ではなく札。


咲夜「!?」

霊夢「残念♪、あなたの言う通り私は博麗の巫女、そんな容易く負けを認めるわけないじゃない。」

咲夜「な、、!私の背後に立って、、!いったいいつ!」

霊夢「時は止めれても、霊力の流れは止められない。」

咲夜「何を言って」

霊夢「博麗に代々伝わる術式よ。体内のエネルギーをすべて霊力に返すことで分身を作れるの。」

咲夜「な、、、そんな、、!」

霊夢「この世界にいるつもりなら博麗の歴史を学びなさい?いい勉強になるわよ。私は嫌だけどね。」

咲夜「、、、お嬢様、すみません。」


 グッ、、、。

 鈍い音が響き、咲夜そのまま倒れた。と同時に。


レミリア「待っていたわ、博麗の巫女。」

霊夢「あなたが、お嬢様?」

レミリア「私の名はレミリア・スカーレット。この紅魔館の気高き主よ。」

霊夢「へぇ、あなたが。」

レミリア「博麗の巫女、フランに何しに来た。」

霊夢「霊夢でいいわよ、あと、そのフランってのはあなたの妹かしら?」

レミリア「霊夢ね、、。そうよ、この私の妹だわ、それが何か?」

霊夢「私はただ屋敷の様子を見に来ただけ。妹さんなんかに用はないわ。」

レミリア「そう、、。咲夜には悪いことしたわね。」

霊夢「あら、すんなり納得してくれるのね、主様?」

レミリア「あなたが嘘を吐きそうな人間には見えないわ。」

霊夢「そりゃどうも。あと、このメイドなら大丈夫よ。」

レミリア「え?」

霊夢「思いっきりげんこつしちゃったけど治癒魔法かけてるし、霊力使いすぎて寝てるだけ。」

レミリア「そう、、。あなた随分お人好しね。」

霊夢「よく言われる。」


 !!

 霊力が安定していない、、。

 この感じ、結界の歪み?でも、博麗大結界じゃない、、


霊夢「ねぇ、レミリア?」

レミリア「何かしら?」

霊夢「この屋敷の中になにか結界が張ってあるかしら?」

レミリア「!!。なぜそれに?」

霊夢「博麗の巫女は代々霊力の流れを感じれるの。結界維持のためにね。」

レミリア「、、、。」

霊夢「近くの何かの結界が破綻しかけてるわ、何か隠してるなら言いなさい!!」

レミリア「、、フラン!!」

霊夢「やっぱりそのフランってやつの仕業なの?」

レミリア「答えてる暇はないわ、霊夢、付いて来なさい!」

霊夢「は!?」


 霊夢が咲夜を倒し、レミリアに会ったぐらいの頃、、


ー魔理沙サイドー

パチュリー「ねえ、魔理沙。」

魔理沙「なんだ、パチュリー?」


二人は結界を維持していた(できてないけど!)


パチュリー「フランの能力の話はしたわよね。」

魔理沙「あ、あぁ、ありとあらゆるものを破壊する能力だろ?」

パチュリー「私たちが前いた世界で、フランはその世界を壊してしまった。」

魔理沙「、、、な!?」

パチュリー「そして私たちは時空を彷徨いこの幻想郷に辿り着いた。

その時に、次の世界では決してフランを外に出さない。結界で封じ込めて、何もできないように拘束するって、そう決まったの。」

魔理沙「それを決めたのは、レミリアなのか?」

パチュリー「いいえ、フランが言ったのよ。」

魔理沙「あいつも自分の力をわかってるのか。」

パチュリー「えぇ、でもあの子はそれを止めれない。」

魔理沙「なぁ、よくわかんねえが、もしかしてフランは寂しいんじゃないか?」

パチュリー「どういうこと?」

魔理沙「ほら、赤子は自分が構ってもらえないと大声で泣いて気づいてもらおうとするだろ。」

パチュリー「何が言いたいの?」

魔理沙「もっとフランと関わってあげなってことだよ。毎日だれか遊んでやってたのか?」

パチュリー「いえ、、私は基本図書館にいるし、美鈴は門番、咲夜はメイドの仕事で精いっぱい、お嬢様は、、」

魔理沙「誰も遊んであげてないのかよ、それはちょっとひどくないか?」

パチュリー「けど、みんな時間がなかった、あっちの世界では、、」

魔理沙「んじゃあ、あいつが目覚めたら私が遊びに来てやるぜ!」

パチュリー「魔理沙、、」

魔理沙「子供の世話は好きだからよ!」

パチュリー「あなた、お人好しね」

魔理沙「霊夢ほどじゃないぜ!私が小さい頃はよく霊夢に引っ付いてたのさ!毎日のように神社に行ってな!だから時々修業にも付き合わされたけどな!」

パチュリー「素敵な仲じゃない?好きなの?霊夢のこと。」

魔理沙「な!、そ、そんなんじゃ、ないのぜ!」

パチュリー「ふっふっふ。羨ましいわね。」

魔理沙「だ、だから」


 魔理沙は顔を隠すかのように帽子を深々とかぶった。

 そんな時だった。

 ピキッ、、。ガラスが軋むような、そんな音がした。

図書館は地下にあるため、ガラスは存在しない。

魔理沙とパチュリーはまさかと思い、霊力を与えてる先を見上げた。

 まずい、、、。

そう思ったと同時に、、


レミリア「フラン!!」

霊夢「こいつはまずいわね、、」

パチュリー「レミィ!」

魔理沙「霊夢!」


 フランドールを囲むは三重の結界。

第一層は霊力吸収の結界。

第二層は身体を拘束する結界。

第三層はそれら二つの効果を増幅させる結界。


 壊れたのは。

霊夢「二層目の結界、、。」

パチュリー「まずい、フランが動けるようになれば、、」

魔理沙「霊力吸収は意味がなくなる、、」


 ピキッ、、


霊夢「またひびが入ったわね。」

レミリア「第一層だわ、、」

パチュリー「5分以内に結界は崩壊するわ、急いでここから」

霊夢「フランが目覚めたときに霊力がなければ暴れないわよね?」

魔理沙「そりゃそうだがよ、、霊夢、何考えてんだ?」

霊夢「レミリア紅魔館メンバー全員をここに呼んで。」

レミリア「何するつもり、霊夢。」

霊夢「全員でここの霊力を枯らす。」

小悪魔「呼ぶのは私が行きます!皆さんはここに残ってください!」

パチュリー「こあ!!ありがとう。」

魔理沙「な?パチュリー。いっただろ、私よりもお人好しだって。」

パチュリー「えぇ、とてもお人好しな巫女さんだわ。」

霊夢「全員最も霊力を消費する技を構えなさい。結界が壊れた瞬間にフランにぶつけるわよ。」

魔理沙「おいまて!霊夢!そんなことしたらあいつは」

レミリア「大丈夫よ、それぐらいじゃ死なないわ。」

魔理沙「化け物かよ、、」

小悪魔「連れてきました!」

霊夢「さあ、やるわよ!!」


 各自、己の最強の技を展開した。


 美鈴は気の最高格闘技を。

 咲夜は霊力を限りなくナイフに変え、結界が壊れた瞬間に時を止める準備を。

 パチュリーは複数の魔法の同時展開を限界まで。

 レミリアは魔槍グングニルを。

 魔理沙は八卦炉にできる限りの魔力を集中させた。


周りの霊力は誰もがわかるぐらいに激減した、が。


レミリア「これでは、まだ駄目。」

霊夢「、、、」

パチュリー「ダメ!結界が壊れる!」

魔理沙「どんだけ霊力あるんだよ、、ここ」


 そして結界が破綻した。

ー - - ッ

 その瞬間咲夜が時を止め、霊夢をのぞく全員がフランの”結界”めがけて技を放った。

結界に囲まれてる状態ではその結界に与えられたダメージは増幅して相手に届く。

もちろんフランにはものすごいダメージが入ったはず、だが。


フラン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 その全てをフランは結界ごと吹き飛ばした。

 レミリアと、魔理沙以外は霊力の使い過ぎで倒れてしまった。


レミリア「フラン、落ち着いて、私よ!お姉ちゃんがわからないの!!」

魔理沙「おい霊夢、何してんだよ!お前霊力使ってないよな??」

霊夢「、、、」

レミリア「まずいわ、フランが目を開けた瞬間、個々の霊力全てを使って技を打ってくるわ」

魔理沙「それ食らった、どうなる、、?」

レミリア「死にはしない、だけど気を失って、この世界が大変なことになるでしょうね、、」


 その時。

 異常なまでに霊力が減った。

 いや、枯渇したといった方がいいだろうか。


魔理沙「霊力が、、、なくなっていく?」

レミリア「フランが取り込んでいるの、、?」


 レミリアの言ったことは間違ってはいなかった。

しかし、フランが吸収した霊力はこの空間にあった1割にも満たない量。

 ただ、今のフランにはその1割があれば十分動ける。


魔理沙「いや、フランよりももっと大きく吸収したやつがいる、、」

魔理沙は恐る恐る自分の隣にいる少女を見た。

霊夢「、、、ッ」


 霊夢の目は黄金に輝き、体内からは感じたことのない霊力のオーラを感じた。

が、フランが先に行動を起こした。


フラン「ぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」


 悲鳴にも似たその雄叫びはそれだけでもおぞましいものだった。

一瞬で図書館は爆発し、フランはそのまま空へ向かった。


霊夢「まだ霊力使えるやつは空に来なさい。」


 そういうと霊夢はフランの後を追った。

 今まで倒れていた咲夜たちもあまりの衝撃で目を覚ました。


魔理沙「霊夢のやつ、何考えてるんだ。」


 全員が空へと向かった。

 そこにあったのはフランドールの姿と、、


レミリア「紅い月、、!」


 紅い月。

 吸血鬼が満月の夜に覚醒し、一定ダメージを受けると呼び起こされる終焉の象徴。

覚醒した吸血鬼の霊力で紅い月の大きさは決まる。


レミリア「けど、予想より小さい、、」

魔理沙「これで小さいだってぇ!?」

霊夢「さっきと同じことをもう一回するわよ。そして次は、、」

レミリア「フランではなく、あの月を狙うわけね?」

霊夢「ご名答!」


 今のフランドールは紅い月を呼ぶ鍵。

 紅い月が完全に上ればフランは霊力を使い切りそのまま力尽きる。

その瞬間を狙って、あの月を破壊する。


霊夢「さあ、みんな準備はいい?」


 全員同時にうなずいた。


 数秒後、空は紅く染まった。


霊夢「今よ!!」


 レミリアをのぞいた全員が紅い月へ攻撃を開始した。


霊夢「フランは私が拾いに行く、ぶちかましな、妹への愛を。」


 霊夢はにたっと笑いながらレミリアに言った。


レミリア「えぇ、私の渾身を打ち込んでくるわ!」


 霊夢はその言葉を聞くと、深呼吸をした。

 そして目をつむり、、小さい声で

”先代の博麗の巫女たちよ、この未熟な博麗の巫女にお力を。”


霊夢「夢想天生、、蕾!」


 霊夢の体をまとっていた霊力が金色に光った。

 そして、そのオーラは霊夢を包み込んだ。


霊夢「いける、、、!」

レミリア「いくわよ、霊夢!」

霊夢「えぇ!」


 霊夢たちと入れ替わり、パチュリー・咲夜が落下していった。


レミリア「下にはこあが待機してくれてるわ。」

霊夢「なら安心。」


 そういうと霊夢は小さな手を取り背中に背負った。


フラン「ぅ、、、お姉さま、、?」

レミリア「フラン、ずっとそばにいてあげられなくてごめん。」

フラン「私こそ、お姉さまたちにいっぱい迷惑かけちゃった、ごめんなさい」

レミリア「もう、大丈夫よ、ここの世界の人たちはみんないい人たち。

あっちの時のようなことはないわ。だからこれからいっぱい遊びましょう!」

フラン「でも私は月を呼んでしまった、もうこの世界も、、」

霊夢「それなら心配するな。私があの月を壊す!!」

フラン「そんなことできるの?」

霊夢「力だけは自信があるの!」

レミリア「あなた巫女なのよね、、」

霊夢「そこは、、言わないで、、」

レミリア「フフッ、、。まずは私からね、、!」


 魔槍グングニル・絆!!!


 さっき打ったのよりもさらに巨大な槍だった。

それほどの技を展開できる霊力は残っていない。ならばなぜ?

 レミリアのフランへの想いがグングニルを成長させたのだ。

 それをみたフランは笑顔で、そして大きな声で

フラン「やっちゃえおねぇさまぁぁぁぁ!!」


 月が、揺れた。


霊夢「いける、、!」


 レミリアは力を使い切り地上へ落ちていった。


フラン「お姉さま!!」

レミリア(後は任せたわ、お人好しな巫女さん)

霊夢「二重結界!!」


結界で紅い月を支え、フランにこう言った。


霊夢「今からこの月は壊れる。壊れたらあなたは気を失うわ。しっかりと私に抱き着きなさい。」

フラン「わかった。絶対大丈夫!」

霊夢「そう、、。肝が据わってるわね。フラン。」

魔理沙「私もいるぜ!」

霊夢「魔理沙、、!」

魔理沙「ぶちかませ!れいむぅ~~!!」

霊夢「魔理沙の力、借りるわねっ!!」


 そういうと霊夢は大きく息を吸った。

そしてまとっていた金のオーラを紅い月に放った。

 そのオーラは瞬く間に紅い月の全てを覆った。


霊夢『夢・想・封・印!!』


 金のオーラはさらに輝きを増し、そして月を、破壊した。

 空には衝撃波が伝わり、覆っていた雲は全てどこかへ消えてしまった。


魔理沙「綺麗な星空だな、、」

霊夢「えぇ、、、。」

魔理沙「いつかさ、満天の星空の下で一緒に酒飲まないか?」

霊夢「あら?あなたお酒飲まないんじゃなかったっけ?」

魔理沙「初めては霊夢って決めてるのさ、、」

霊夢「何言ってんのよ、、別に一緒に飲むのぐらいいつでもいいじゃない、、」

レミリア「霊夢。」

霊夢「フランは無事よ。霊力使い切って寝てるだけ。」

レミリア「ありがとう。」

霊夢「、、、どういたしまして。」


 その後フランは目を覚まし、レミリアはフランに抱き着いた。

そして大声でフラン、フランと叫びながら泣いた。

 霊夢はレミリアにこう言っていた。


霊夢「レミリア、フランが目を覚ましたら、しっかり抱きしめてあげて。

そして後は感情に従いなさい。あなたがフランをどのぐらい想っていたかを伝えるのよ。」


 レミリアは霊夢に言われたように感情に従った。

どれだけ泣いたって枯れない涙。

どれだけ抱いても抱き足りない妹の小さな体。

呼んでも呼び足りない妹の名前。

目を覚ました咲夜たちも一緒に泣いて泣いた。

フランもお姉さま、お姉さまと一生懸命に泣いた。


  この日、紅魔館の住人は真の家族になった。


 時は戻り、現在

ー紅魔館ー

レミリア「あの時は本当にお世話になったわね、霊夢」

霊夢「わたしは何もしてないわよ。ただ異変を解決しただけ。」

魔理沙「おうおう、博麗の巫女さんよぉ、照れんなっての、ん~?」

霊夢「何よもう、なんでそんなに引っ付いてくんのよ!離れなさいよ!」

レミリア「今日は家族の食事会よ。あなたたちも遠慮せずに食べなさい!」

霊夢「家族、、?」

フラン「魔理沙たちは、もう家族だよ!!」

魔理沙「嬉しいこと言ってくれるな!フラン!」

霊夢「家族、かぁ、、久々に聞いたわ、その言葉。」

レミリア「あなたは立派な私たちの家族よ!」

霊夢「なんか、調子狂うわね、そんなはっきり言われると、、」

魔理沙「霊夢ぅ、うちら家族だってよぉ、、」

霊夢「なんであんたが泣いてるのよ、、」

魔理沙「霊夢と私は家族」

霊夢「殴るわよ?」


 その日の紅魔館の食卓は昔話で賑わった。

 他愛もない日常の話。

 魔理沙がフランにお節介な話。

 美鈴が寝すぎて咲夜がぶちぎれた話。

 レミリアとフランがプリンの取り合いで喧嘩した話。


 霊夢は自分が巫女であることを忘れ、家族との会話を楽しんだ。

 魔理沙は途中で寝てしまったが、霊夢はそっと魔理沙の肩を抱いていた、、。

 家族みんな笑顔で、幸せな一時を過ごした。

   ・

   ・

   ・

ー白玉楼ー


幽々子「、、、おかしい。なぜ、すべて枯れているの?」

to be continued...

第2話完結しましたーーw

長くなりすぎてすみませんw まさか6000文字を超すとは思ってませんでしたw

まだまだ「」の文章が多いですね、、減らしたいと思ってるのですが、、。

今回のあとがきは少し長くなりますw 裏設定みたいなのを書いとこうと思って。

霊夢が使った無想天生と夢想封印。

この作品では夢想天生を使わないと夢想封印を使えない仕組みになっています。

そして実は霊夢が巫女として生きる中で初めて夢想天生を使った話になります。

夢想封印は、夢想天生で身にまとった霊力のオーラを一気に放出させその際に生じたエネルギーを瞬間的に爆破せることで起こす結界魔法技です。

今回は霊夢の霊力だけでなく魔理沙の霊力も流れていきました。不思議なこともあるのですね。

そしてレミリアが使った魔槍グングニル・絆。

こちらもレミリアが今回初めて使えた技です。

過去に一度だけレミリアはこの力を使おうとしたのですがその時は暴発してしまいました。

、、、という裏設定がありますw

物語を楽しむ一つの材料と思ってくれれば幸いです。

最後の行で幽々子さまがしゃべっていましたが、いったい白玉楼に何が起きたのでしょうか?

第3話投稿は少し遅くなりそうです(平日にこんな長くはかけないw)

さすがに5000文字以上は行かないつもりで、2か3000文字にとどめます。

第3話気長にお待ちください!!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 毎度楽しませて頂いております 本文内で一か所だけ気になる点がありましたので、 書かせていただきます。 本文の最初の霊夢の台詞 霊夢「あなた、デカいわね、、」 ですが、前話にて同じ意味…
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