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valentine's night

2014年2月の子猫夏様主催「鬼は外、チョコは内」に投稿。節分、バレンタイン、またはそのミックスをテーマに短編を書こうという企画。

私はバレンタインで。

 超有名なわんこの銅像の前は、夜8時なんてまだまだものすごい人出だ。

 そう、今は夜8時。1時間も待ったんだから、もう、いいよね。


 正直、もうだめだと思ってた。優柔不断が服を着てるようなヤツで、甘え上手。私はそんなあいつにとって、ただの都合のいい間つなぎだっただけだ。でも、バレンタインデーの夜のデートをすっぽかされるなんて、さすがに思ってなかったけど。

 

 手に持った真っ赤な紙袋の中身、あいつのために準備してきたチョコレートとプレゼント。無駄になっちゃったな。まあ、半分は無駄になるかもとは思ってたけど。

 一応髪だってちゃんと巻いて、お気に入りのワンピースとブーツで来たけど、意味がなかったね。


すん、と小さく鼻をすする。これは2月の夜空の下で1時間も待ってたからだ。決して目と鼻の奥がつんと痛むからじゃない。

 泣いてなんかやるもんか。




 もう帰ろうか、でもここまで来てただ帰るのももったいない、とか思い始めた頃、ふと腰高の花壇に座った人のシルエットが目の端に入った。

 スーツを着た男の人だった。少しうなだれたように首を下げ、ただそこに座っている。

 けど、メガネの奥の瞳は、なんだか今にも泣き出しそうに見える。


 ひょっとして、ご同類だろうか。バレンタインデーに恋人に振られるなんて、あまりうれしくないシチュエーションだけど、ちょっと親近感が沸いてしまったのかもしれない。気がついたらその人の前に立って、ハンカチを差し出していた。


「あの、これどうぞ」


男の人は一瞬間をおいてからゆっくりと顔を上げて私を見た。

 その人は、30歳くらいの男の人だった。黒い縁のメガネの奥の瞳はどこか心細げで、でも優しそうだと思った。ふしぎそうに私と私のハンカチを見て、それからやっと自分に話しかけていることに気づいたようだった。


「え?俺?」

「うん。」

「・・・君は?どこかで会ったっけ?」

「初対面だよ。でも、なんか泣きそうな顔してたから。だから、どうぞ」


そういってずいっとクリーム色のハンカチを押しつけると、彼は自分の顔を指で触って、「あ」とつぶやいた。


「はは、恥ずかしいな。いい大人がこんなところで泣いてるとか」

「恥ずかしいことないよ」


なんとなく彼の隣に座った。


「大人だって、辛いときは泣いていいんだよ。いいじゃん、ここには赤の他人しかいないんだから。・・・ま、ちょっと人目にはつくけどね。」


同じような気持ちだからよくわかります、とはちょっと言いづらいけど。


「・・・ありがとう」


そういって彼はハンカチを受け取った。


「でも、彼氏と待ち合わせじゃないのかい?俺なんかと話してて、誤解でもさせたら申し訳ない」

「大丈夫!なんか、ふられちゃったみたいだから!」

「・・・え?」


ハンカチを使おうとしていた手がぴたりと止まる。


「なんかさ、お兄さん泣きそうな顔してたから、あたしと一緒かなあ、って。あ、違ってたらごめんね?」


彼はちょっと目を見開いて、それから恥ずかしそうに微笑んだ。


「・・・あたり。そっか、ご同類か。ははは」


笑い声、ちょっと乾いてる。横でそれを見てると、彼はふと笑うのをやめて、私を見た。どこかいたわるような視線に一瞬どきっとしてしまった。


「つらかったね、お互い」


私を気遣う言葉にちょっとほろりとくる。他の人に言われたら反発しちゃいそうだけど、この人は私の同類。状況はわからないけど、同じような辛い気持ちを味わってるから、素直に頷ける。

思わず、ぽろりと口から言葉が出てしまった。


「ねえ、残念会しようよ!」

「え?」


何言ってんだ、私。

でも、ちょっとくらいいいよね。


「ちょっと飲みに行くだけ。ぱーっと飲んで、そのときだけでも嫌なこと忘れよう!このまま帰ったんじゃ、たぶんお互い布団で泣いて起き上がれなくなるよ!」


男の人が枕に突っ伏して泣くかどうかわからないけど。


「ただし、飲みに行くだけ。えっちなこととかはなし。代金も割り勘。そのあとはバイバイね」


どう?と聞くと、彼はちょっとぽかんとしていたけど、すぐに腰を上げた。


「OK。いいね。一緒に憂さ晴らし、するか」

「そうこなくっちゃ!」


*****


 二人で入ったのはカジュアルなダイニングバーだ。ワインが売りらしく、壁の高い位置にある黒板には、難しい横文字だらけの「本日のお勧めワイン」が書いてある。

 つまみを数品と、ワインをボトルで注文して、まずは乾杯した。


「何に乾杯?」

「私たちの破れた恋心に?」

「なんかそれ、寂しいね。じゃ、過去の思い出に」


思わず二人で顔を見合わせて噴きだしてしまった。


「き、きざいっ!」

「うん、ちょっとくさかったなあ」


ひとしきり笑ってから、彼が言った。


「ええと・・・なんて呼んだらいい?」

「あ、そっか。」


ふと店内を見回すと、「クワトロ・サクラ クロ・モンブラン」というワインの銘柄が目に入った。


「んじゃ、サクラで。」


今日だけの知り合いだ。心底信用してる相手でもないのに、自分の名前なんて明かさないでしょ。

 というより、軽い気持ちで全然違う名前を言った。


「そっか。じゃ、俺は・・・うん、会社員だからカイさんでいいや」

「なにそれ~!」

「へん?」

「おやじギャグ~!・・・でも、うんわかった。カイさんね」


というわけで、お互い「サクラちゃん」「カイさん」と呼び合うことになった。「おやじギャグ」の一言にちょっとカイさんが傷ついた顔をしたのはとりあえず無視する。


 ちょうどそこへ、料理が運ばれてきた。

 シーフードサラダと、チーズフライ。チーズフライには、なぜかイチゴジャムが添えられていて、これをつけて食べるらしい。


「イチゴジャム?!」

「・・・冒険だなあ」

「え、でも、チーズケーキでもジャムが添えられたりするし、相性は悪くないかも」


恐る恐るイチゴジャムをつけてチーズフライを食べてみる。


「・・・美味しい!」

「え、ほんと?」


カイさんもひとつ口に入れて、目を丸くしてから親指を立てて見せた。


「でしょー!驚きだね!うちでもやってみよう!」

「サクラちゃん、料理好きなの?」

「うん、大好き。味は保証しないけどね」


本当にただの家庭料理だから。


「へえ。・・・こんないい子振るなんて、その男は見る目がないなあ」


カイさんの一言に、ちょっとだけ固まってしまった。カイさんはすぐに自分の失言に気がついたらしい。はっとして申し訳なさそうに小さくなった。


「あ、ごめん」

「ううん、いっそのことぜ~んぶぶちまけちゃった方がすっきりするのかなあ」


手元のワイングラスに1センチほど残っていた白ワインをくいっと開けた。


「・・・話してもいい?」

「もちろんだよ」


カイさんのオッケーをもらってから話し始めた。


「会社の、同じ課の人だったんだよ。彼、前の彼女に振られてさ。もともと、そんなに仲がよかったわけじゃないんだけど、会社の飲み会でたまたま隣になって、慰めてるうちにつきあうことになったっていうか」


でも、私とつきあってる数ヶ月の間でも、彼は浮気をした。怒ってそれを問い詰めると、「もうしない。おまえが一番だ」とかなんとか言ってくるのでそれをつい許して・・・っていうのを繰り返した。

 でも先月、ついに私が爆発して。

 ほかの女子社員から「私の彼につきまとわないで」って詰め寄られたんだ。


「つまり、浮気だけじゃなくて、とっくに彼は二股してたらしいのね」

「ひどいな」

「うん。・・・なのに、また”おまえが一番だ”って言葉にほだされちゃって」


それで、バレンタインデーのデートの約束をした。ひょっとしたら、仲直りできるかもなんて甘い期待をしちゃったんだ。


「けど、結果は見ての通り。まあ、うすうすわかってはいたけどねえ」


グラスに自分でワインを注ごうとして、カイさんにボトルを取られた。カイさんは、慣れた手つきで私のグラスにワインを注いでくれた。


「サクラちゃんは、彼のことが好きだったんだね」

「うん・・・」


答えてから、ふと詰まってしまう。


「本当に、そうだったのかなあ?」

「え?」

「こうなっちゃうと、わからないや。本当はただ未練でがんばっちゃってたのかなあ、とか」


ふられた、って認めたら、なんだかすっきりしちゃって。


「どうでもいい気がしてきたよ」

「いいんだよ、カラ元気しなくても」


カイさんの大きな手が、向かいに座った私の頭にそっと乗せられて、ぽんぽんと軽くなでられた。


「がんばったね」


がんばったね。

そう言われて、なんだか目頭がじんわりしてきた。

やば、泣いちゃう。

こういうときは、逆に笑うのだ。


「へへ、ありがと。・・・なんだか、話したら気が楽になったよ」


すると、カイさんの指が私の目元をそっとぬぐってくれた。

ひ、ひゃあああっ?!

び、びっくりした!!


「あ、ご、ごめん、つい」

「ううん、ありがと」


カイさん、顔が真っ赤だよ?


「さあ、今度はカイさんの番だよ!思い切って話しちゃうと、すっきりするよ」


促しながら、今度は私がカイさんのグラスにワインを注ぐ。あ、1本目空いちゃった。 

 2本目に今度は赤をオーダーしようかな?



※※※※※


「会社でも割と人気のある娘だったんだ」


ちびり、と赤ワインを舐めるように口をつけて、カイさんは話し始めた。


「やっぱり俺も飲み会で話すようになって、そのうち会社に秘密で付き合うようになったんだ。俺も、舞い上がってたんだろうね。彼女が"お稽古があるからデートできるのは水曜だけ"なんて言葉を信じてたんだ」

「違ったの?」

「違ったよ。彼女、曜日代わりで複数の男と付き合ってたんだ。会社で秘密にしたい、なんて言ったのもそのため。高いプレゼントを、全員に同じもの買わせて、一つを残してあとは全部リサイクルショップで売って、小遣い稼ぎしてたんだ」

「ええっ!」


なにそれ。詐欺って言いません?


「で、それがバレて会社辞めて姿をくらました」

「うわあ…なんと言うか…」


すごい話。


「で、彼女が逃げてから話を聞かされたわけ。他の曜日の彼氏からね」


はあ、とカイさんは項垂れた。


「最初は信じられなくて…でも今日、決定的な証拠を突きつけられたよ。それで納得がいった」


それでもカイさんは、ギリギリまで信じてたんだね。彼女のことを。

なんだかそんなカイさんが愛おしく思えて、今度は私がカイさんの頭をナデナデしてた。


「…っ、サクラちゃん」

「あ、つい」


慌てて手を引っ込めた。

何となくお互い黙っちゃって、ワインをちびちび飲んでたら、注文していた料理が来て、やっと空気が変わった。


「サクラちゃんは本当にいい娘だね」


薄焼きのピザを取り分けながらカイさんが言った。

な、何ですか、急に!


「さっきも言ったけど、そのサクラちゃんをふった男は見る目がないな」

「え?」

「ま、おかげで俺もサクラちゃんに会えたわけだけど。・・・こんなにいい子なんだから、次の彼氏なんてすぐに見つかるよ。前を見て行こうよ」

「前?」


目の前には・・・カイさん。

そういう意味で言われたんじゃないのはわかってるけど、なんかどきどきしちゃう。


「カイさんこそ、優しいね」


そう言って目の前のカイさんに笑って見せた。


「きっと、その女の人、罰が当たったんだよ。カイさんみたいな優しい人、だましたから」

「ありがとう。でも、優しいだけじゃだめみたいだよな」

「そんなことないよ!少なくとも私は、カイさんみたいな人ってす・・・」


思わず余計なことを口走りそうになって慌てて口をつぐむ。


「あ・・・ちょっと、お化粧直してくる・・・」


そのままぱっと席を立って化粧室へ駆け込んだ。


今、私は何を言おうとした?


洗面台の鏡に映った自分の顔は、ひどく幼く見える。


いやだ、これじゃまるでただの尻軽女じゃないか。振られて落ち込んでるところにちょっと優しくしてもらったからって、そこでぐらっときちゃダメじゃないか。

でも、私から見ればカイさんはとっても優しい人。私よりずっと大人で、なんて言うか・・・

私なんて、構ってもらえそうにない。


はあ、と大きくため息をついてから口紅を塗り直した。





時計がもう10時を回って、カイさんが「もう帰ろう」と言い出した。

何となくまだ帰りたくなかったけど、カイさんは席を立ってお会計を済ませてしまった。


店を出ると、あたりは相変わらず人の波で、でも街のイルミネーションがきらきらと美しい。


「わあ・・・」


思わず声をあげると、横に立っていたカイさんがくすりと笑った。

ダイニングバーの出口は建物の2階にあって、出ると階段の降り口がテラスのようになってる。そこから街を見渡すことが出来て、とっても綺麗だった。


「綺麗だね」

「うん、でもちょっと寒いな」


カイさんが言って、着ていたオーバーの襟を合わせた。カイさんのオーバー、襟の開いてるタイプだから首元が寒そう。


・・・そうだ。


「カイさん、これ」


私は手に持っていた赤い紙袋から、包みを取り出して開けた。

中に入っていたのはマフラー。あいつのために買ったヤツだけど、どうせ捨てちゃうならちょこっとでもカイさんの役に立ってから捨てて欲しい。

そう思って、マフラーを広げてカイさんの首に結んだ。


「サクラちゃん」

「へへ、ごめんね。あいつへのプレゼントで持ってきたものだから、気分悪いかもしれないけど。とりあえず、カイさんが家に着くまで寒さはしのげるでしょ?帰ったら捨てちゃっていいから」


チョコは・・・さすがに申し訳ないよね。帰ったら食べようっと。

帰ったら・・・か。

もうすぐ、この人との時間は終わり。お互い自分の家に帰って、それでおしまい。

おしまいなんだ。


「サクラちゃん・・・ありがとう、あったかいよ」


そういってカイさんはにっこり笑ってくれた。

なんだかこの笑顔をもう見られないんだ、と思うと、無性に寂しい。


「・・・サクラちゃんも、寒い?」

「え?」

「寒いよね?」


そういうと、カイさんはオーバーの前を開いて・・・


え、え、え?


気がついたら、そのままオーバーの中に包み込まれるように抱き込まれていた。


オーバーの中で、カイさんの胸に抱きしめられて、すごくあったかい。

ちょっとタバコの匂いと、シトラス系のオーデコロン?かな?の香り。

抱きしめてくれる腕が、そっと私の髪を撫でて。


「カイ・・・さん」


そっと名前を呼ぶと、抱きしめてくれていた腕がふっと緩んだ。


「このマフラー、借りるね」

「え・・・」


耳元で囁かれた低音に、ぞくっとする。


「それで、次に会えたら君に返すよ。もし・・・もし、会えたら、そのときは」

「・・・そのときは?」


一瞬見つめ合って、優しく笑った唇がそっと私の目元に触れて。


「じゃ・・・ね」


オーバーから解放されて、階段の上でひとり立ち尽くして、人混みに紛れていった人を見送った。

なんだかすごく寒い。

それは、オーバーから出たからじゃなくて。


あいつにふられたってわかったときよりも、ずっとずっと苦しくて、涙がこぼれた。




*****


 あれから何となく、バレンタインと同じ金曜日にわんこの銅像前に行くようになってしまった。

 冷静に考えても、あの場で何の約束もしなかったんだ、期待なんてしていない。でも、勝手に足が向いちゃうんだ。そして目が勝手に人混みを捜しちゃうんだ。


 今日であれから4回目の金曜日。

 いつも通り、8時までそこにいて、それで見つからなければあきらめる。

 そして、今日も街頭の巨大スクリーンの時計が20時を表示し、私は大きくため息をついて寄りかかっていた花壇から腰を上げた。


「今日も会えなかった、な」


バレンタインデーから4回目の同じ曜日。つまり、今日はホワイトデー。

今日こそは会えないかな、って思ってた。そんなお話みたいな奇跡、起きないかなって。


「ま、そう巧くはいかないか」


それに、あれから1ヶ月だ。ひょっとしたらあんなステキな人だもの、ほかに恋人ができちゃったかもしれない。

もう、諦めなきゃね。


 空を見上げると、夜空はネオンを照り返して変な色に光ってる。曇ってるんだ。


「・・・寒いな」


肩をすくめると、見上げた空からちらりと冷たい粒が舞い降りてきた。

雪だ。

見ているうちに、ちらちらと落ちてくる量が増えて、周りの人たちも雪に気がつき始めた。


「寒いわけだわ・・・」


思わずつぶやいた、そのときだった。




ふわり。


首に柔らかいものが掛けられた。驚いてそれを見ると・・・マフラー?


「これ・・・」

「寒いよね?」


背後から聞き覚えのある声がして、ふわりと抱きしめられた。


「あ・・・」

「1ヶ月、ずっと考えてたんだ。落ち込んでるときに優しくされて、引きずられただけなのかどうかって。

 だいたい、サクラちゃんは俺よりずっと年下みたいだし、俺みたいなおじさんじゃ相手にしてもらえないだろうって」


サクラちゃん。

その呼び方をするのは一人だけ。


「カイさ・・・」

「でも、だめだったよ。たった2時間くらいしか会ったことがないのに、1ヶ月、すごく会いたくて」


もう私もだめだった。

ぽろぽろと涙があふれて止まらない。


「カイ・・・さ・・・っ」


私の涙声にちょっと驚いたのか、後ろから抱きしめていた腕が緩んで、私はやっと後ろを振り返った。

あれだけ見たかった彼の顔が、涙でゆがんでにじんじゃう。


「サクラちゃん、えっと・・・」

「・・・会いたかった」


そのまま彼の胸に飛び込むと、あのときと同じように抱きしめて、そっと髪を撫でてくれた。

冬の名残の雪が、ちらちらと舞い落ちてきては溶けていく。

でももう寒いとは思わなかった。





fin

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