鍵の表情
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:鍵の表情
「よし、じゃ行くかな」
今日もいつも通りにウォーキング。
家を出る時は必ずドアの鍵を閉め、
その鍵を右手か左手に
握り締めて歩く様にしてる。
と言うのも胸ポケットや、
ズボンのポケットなんかに入れてると、
帰ってやる事やろうとして
そちらに向かった瞬間
鍵のことをまったく忘れてしまいがちで、
そのまま洗濯機で回しちゃったり、
ポケットから知らぬ間にどこかで鍵が落ちて
無くしちゃったりする事があるからだ。
実際この前キーホルダー付きの
自転車、バイク、家の鍵と
3つ付いたのを持っており、
それを胸ポケットか
ズボンのポケットに入れて居たのだが、
家の中でか外でか落としてしまった様で、
知らぬ間に無くしてしまったのだ。
本当に、どこをどう探しても
まったく見つからなかった。
それで結局今はホルダー付きじゃなく、
単体で家の鍵とバイクの鍵を
それぞれ持つ様になったのだが、
これまでより更に用心してその鍵たちを
持つ様になった。
結局、どんなにホルダー付きとかにして
無くさない様に持って居たって、
ちゃんと気がそちらに向いてないと
知らず内に簡単に無くしてしまう。
本当に無くす時は一瞬で、
「え?!こんなトコにあったの??」
って場所で落としてたりするもんだ。
気をつけなきゃいけないと言う事。
だからその対策として、
常に手に握って鍵を持っておけば、
否応でもその鍵の感触が手に残り、
その延長で、手の中の鍵に気が集中し、
鍵の存在を忘れて無くす事もあるまい…
…として、
ウォーキングの時はいつもそうして居た。
普段のウォーキングコースは
大体早足で歩いて30〜40分。
少しゆっくり目に歩いて小1時間程の
そんなに長くはないコースだ。
「ふう、今日もまだ外は空気がぬるいなぁ〜」
なんて1人歩きながら呟き、
とりあえずいつもの様にコースを歩いて
もうすぐ家に辿り着こうとして居た。
手にはちゃんと鍵が持たれて居る。
家を出た時から鍵を握り締め、
とにかく落とさない様に、
鍵の事を忘れて無くさない様にと、
注意を払いながら持って居た。
そして…
「ふう、やぁっと帰ってこれた。まだ夏日だなぁ。夕方から夜になって日が暮れても、まぁだ空気ホントにぬるいんだもんなぁ。昼間の残暑がずっと空気中 漂ってる感じだな」
なんて呟きながら門扉をくぐり、
少し階段を上がって玄関前に着いた時。
「あれ?…」
どんだけ鍵を差し込んで
ガチャガチャ回しても、
一向にドアが開かなかったのだ。
「なんで??」
あっつくて汗かいて堪らんと言うのに、
俺は力任せに鍵を開けようとする。
ただでさえ疲れて苛立ってるのに、
とにかくドア開けて中に入ろうと必死だ。
でも本当に何をどうやっても開かず、
仕方がないから少し高い塀を登り、
庭の方から屋内に入った。
「なんでだろ?…鍵、開かなくなったんかなぁ…」
あり得ない様な事まで考えて居た。
それから後日。
また改めて同じ様に
その鍵でドアの開閉をしたのだけれど、
やはり一向に閉まりもせず開きもしない。
父にその事を言うと、
「なんでぇ?そんなはず無いやろ?」
と自分がやって見せたが結果は同じ。
開きもせず閉まりもしない。
「なんでこんななっとんのぉ?」
と半ばイラつき怒った様に言ってたが、
現実はシビア。鍵は用途を果たさなかった。
結局その鍵はもう使わない事になり、
新しい鍵を作ったんだ。
あのウォーキングの時、
肌身離さず本当にしっかり右手・左手に
持って居たのに。
途中で別の鍵に持ち間違えるはずがない。
なんであんな事になってしまったのか?
あれから1週間が過ぎたが、
未だに良く分からない。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=2VT207zNmeY
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