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武器術 壱
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
棒術の型
太刀掛で用いる棒は「御杖」と呼ばれ、身体の延長として扱われます。
1. 「垣」
目的: 「御杖」を自分の身体と相手との間に置く「結界」として扱い、防御と間合いの制御の基本を学ぶ。
動きのイメージ:
導入(垣の構え): 棒を垂直に立てて、両手で軽く握る。棒が地面と自分を結び、自らを清浄な空間に置くことを意識する。
清め払い(きよめはらい): 相手の攻撃(打ち込み)に対し、棒を大きく振り回さず、体軸の回転と「天地人」を用いて、攻撃を側面へ静かに「払い清める」ように受け流す。棒の先端で相手の武器や腕に触れただけで、その力を無力化する。
間合いの制御: 攻撃を払った後、棒の長さを利用して静かに間合いを取り、相手に追撃の機会を与えない。常に棒を相手の前に垂直に立て、安易な侵入を許さない「見えない領域」を築く。
特徴: 「受けと捌き」に特化。攻撃はせず、防御によって安全を確保し、争いを避ける和合の精神を体現する。
次回も武器術について書いていく。




