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タチカキ  作者: 普九浪
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稽古風景 弐

この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称・事件等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

3. 型稽古

 基本動作の後、型の稽古に入ります。師範がゆっくりと滑らかな動きで型を演武し、その意味を口伝で説明する。

 その後、二人一組になり、型の動きを分解して練習します。攻撃役は本気で打ち込み、防御役が正確な受け流しを習得できるよう、稽古が進められます。


4. 応用稽古

 稽古の最後には、応用稽古が行われます。日常生活に潜む危険を想定した訓練です。

 師範が突如として木の棒を振りかざして襲いかかったり、後ろから不意に掴みかかったりします。門下生は、それに驚き戸惑うことなく、日々の稽古で培った動きで冷静に対処する力を養います。これは、ただ技術を試すだけでなく、いかなる状況でも心を平静に保てるかという、精神性の試練でもあります。


5. 稽古の終わり

 全ての稽古が終わると、再び全員が本殿に向かい、深く一礼します。稽古場を掃き清め、道具を整頓します。

最後に、師範が門下生一人ひとりの稽古の様子を簡潔に講評し、その日の良かった点と課題を伝え、再び静かに一礼して解散となります。

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