19話 撤去
いらっしゃいませ!
見てくださってありがとうございます!!
ぜひ楽しんでいってください!!✨️
ユシュ達が帰り、閉店作業を始める。
初バイトの二人は、かなり疲れているようだ。
「お疲れ様~!二人ともすごい頑張ってたね!!」
「あざっす!!そこまで大変な作業だと思ってませんでしたが、かなり疲れました~!!」
「…私も同感ね。いつも我儘を言ってしまっていたけれど、態度改めるわ…。」
「二人に大変さを感じてもらえて、嬉しいよ!この調子で行くけど、これからもよろしくね!!」
「…しょうがないわね?あなた一人でやると、倒れるでしょうし、手伝ってあげるわ!」
「数日でも、コレを一人でこなしていたコーヤさん流石っす!!オレももっと頑張らなきゃ!!」
「じゃあ、今日はご褒美に何か紅茶と茶菓子を用意させてもらうよ!少し待ってて!!」
二人に労いの言葉を渡してから、キッチンに向かう。
すると、誰かがお店のドアをノックした。
「あっ、ごめん!アルくん!!ちょっと、出てくれる?」
「は~い!了解っす!!」
そういってアルくんがドアの鍵をガチャリと開ける。
「わぁっ!ちょ、ちょっと!!」
アルくんの制止を聞かずにゾロゾロと甲冑を着て、槍を片手に持った人たちが入ってくる。
アンナさんも立ち上がり、止めようとする。しかし、彼らの腕についている腕章を見て、血の気を引いた。
「王家騎士団…?!何でっ…!!!」
彼らは俺の方へとずかずかと踏み込んでくる。
目の前まで来た時、一枚の紙を差し出してくる。
「この店は違法店ということが国家から認定され、本日付で閉店することを命令致します。」
「は?い、違法?なにがですか?」
「…これは王の命令です。逆らうのであれば、反逆罪とみなし、罪が重くなります。……逆らわないでください…。」
俺は訳の分からないまま、騎士たちにつれていかれた…。
読んでくださりありがとうございます!
下にある、☆☆☆☆☆を塗っていただけるとありがたいです!
また、感想、ブックマークもよろしくお願いします!
Twitterやっています!
⇒@Mirai_Kae0612