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異世界喫茶 TEA TIME  作者: 未来 かえ
開店、そして閉店
18/59

18話 恐怖

いらっしゃいませ!

見てくださってありがとうございます!!

ぜひ楽しんでいってください!!✨️

ユシュとノアは王宮に向かう。すると異変に気付くだろう。

明らかに静かで、何か物音を立てた瞬間に殺されるのではないかといった殺気。

ユシュは父さんの執事に連れられ、居室に向かう。父さんの居室に近づくたびに、足が重くなっていく。そして執事はノックした後、ドアを開けた。


「来たか!ユシュ!」


いつもの明るい父さん…のはずだが、目が明らかに笑っていない。俺は固唾(かたず)を飲む。


「こんな時間まで、どこに行ってたんだい?」


「ぁ、お父様…。い、いや…一人で遊んでいました……」


恐怖で声が震える。足もすくんでしまい、立っていることがやっとなほどだ。

ユシュは軽く深呼吸をして、お父様に笑顔を向ける。


「ど、どうかなさいましたか?」


「勝手に外に出たんだな?」


「…えっ、と…。あっ!街に入ってないです!!王宮の庭で遊んでっ」


「とぼけるのも無駄だ!!ワシの信頼している者からの密告があった!!外に、しかも庶民街に行って、カフェに通ってるとのふざけた報告がなっ!!」


ユシュは知られてしまったことに焦った。どんどんと青ざめていく顔に奴はにやりと笑みを浮かべる。喜々として話し始めるその声は、最悪なことを言い始めた。


「あ~あ、残念だったなぁ!!今頃その庶民の店は撤去(てっきょ)しているところだろうなぁ?あぁ!あの店の店主は斬首(ざんしゅ)刑だな!ワシの大切な物を(たぶら)かしたんだ?当然じゃろ?」


ユシュは目を見開き、血涙(けつるい)(しぼ)るような苦しみに陥った。紅茶喫茶が…。コーヤの店が……。コーヤが………。過呼吸になりそうなのを抑え、声を絞り出す。


「な、んで…?なん、で、そこまでするのですか……?」


ユシュに冷めた目が向けられる。


「…お前はわしらに甘やかされるだけでよい。捨てられていないだけ、感謝しろ。」


ドア付近に待機していた騎士二人がユシュを連れていく。

騎士たちは、かなり気まずそうにしている。ユシュは目を伏せ、歯を食いしばったまま彼らについていくだろう。

読んでくださりありがとうございます!


下にある、☆☆☆☆☆を塗っていただけるとありがたいです!


また、感想、ブックマークもよろしくお願いします!


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⇒@Mirai_Kae0612

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