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異世界喫茶 TEA TIME  作者: 未来 かえ
開店、そして閉店
11/59

11話 試し飲み

いらっしゃいませ!

見てくださってありがとうございます!!

ぜひ楽しんでいってください!!✨️

紅茶にあまりいい印象を持っていないご婦人方にミルクティーをお出しすることになった。

そして俺は、出来上がったミルクティーを席へと持っていった。


「こちらがミルクティーです。まずは一口、何も入れずにどうぞ。」


あまりうれしそうな顔をしない奥様方を目の前に、俺は笑顔で対応した。

奥様方で目配りをしばらくした後、最初にカップを持ったのは、俺が誘った奥様だった。


あまりにも嫌そうな顔で口に運んだ。


彼女は一瞬で顔を変えた。


「なっ!!何これっ!!すっっっごく美味しい!!!」

「えっ?ほ、ほんと?」

「えぇ!!ミルクが紅茶のあの苦みを消して、まろやかに仕上がっていて。それいて、紅茶の味が口の中に広がるわ!!」


彼女がそういうと、他の奥様もそわそわと興味を持ち始めた。


「で、では…私も……」


そういって、2人目の奥様がカップに口を付けた。

すると、目を丸くさせて驚いた様子を見せた。


「まぁ!本当だわ!」


その言葉を聞いて、周りの奥様方は一斉にカップを口に運んでいった。

そして皆一様に驚きの声を上げた。


「これは……とても美味しいわね……。」


「えぇ、今まで飲んだことのないような感覚よ……。」


そんな声を聞きながら、俺は自分の作ったものを褒められたことに少し嬉しくなっていた。

だが、ふとあることを思い出した。


そういえば……、初めて自分でばぁちゃんにお茶を出した時もこんな感じだったな……。


俺は、初めてお茶を振る舞った時のことを思い出しながら、心の中で小さく笑っていた。


読んでくださりありがとうございます!


下にある、☆☆☆☆☆を塗っていただけるとありがたいです!


また、感想、ブックマークもよろしくお願いします!


Twitterやっています!

⇒@Mirai_Kae0612

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