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私(31)だって恋をする  作者: キリ サヤカ
2/2

出会い

まだまだ続きますが

生暖かく見守ってください。

よろしくお願い致します。

待ち合わせ場所の駅に着いた

人もそこそこいる中待ち合わせの相手はすぐに見つかった

同じ職場の後輩

清川 ひとみ(22)

目も大きく肌も白い

服装も白のワンピースにピンクのロングコートが

小さく女性らしい可愛い彼女に似合っていた。

「私と違って…」


ひとみはスマホを見ていた顔を上げてこちらを見て手を上げ

近づいてきた

彼女をチラチラ見ていた男性たちが一斉にこちらを見ていた

嫌な視線に苦笑しつつも

こちらも彼女に近寄った。

「今日は強引に誘ってごめんなさい〜(汗)」

「いいよ。いつも断ってばかりでこちらこそごめんね。」

頭をよしよしなでてやった(笑)

「真中さんのそれって天然ですよねぇ〜…私は嬉しいけど真中さんって中性的っていうか、背も高いしちょっと男性的なので勘違いしてる子とか居そうですよねぇー」

「え?!」

まさかそんな風に思われていたとは思ってもいなかった。

男性的?確かに背も高くと、いっても女性にしてわ、だ。

格好も…ぉぅ。黒のパンツ上も黒のカットソー、グレイのジャケットという色も何も色気も無いような姿だ。胸も申し訳程度。

なるほど。だから

あの男性陣の視線なワケだ。


「これぢゃぁ、ただのデートみたいですねぇ〜(笑)」

なんて笑って言われてしまった。

出会いの為に。とお出掛けに誘われたのに周りから

ただのカップルに見られていてはなんの意味も無いですね。すみません。

「私は真中さんと遊びたかったので嬉しいですけどっ!」

笑顔が眩しい



2人でしばらく

洋服をみたり小物をみたり

カフェでスイーツやコーヒーをのんでまったり。

久しぶりに休みを楽しんだ。


帰りの駅で事件は起きた


トイレに行きたくなった。

ひとみちゃんは

『コンビニで明日の朝ごはんを買ってるね(笑)』

といって

私が女子トイレに入る時だった。

「おいっ!」

「…っ…?!」

若い男性に腕を強く掴まれた





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