猫失恋する
僕は猫である。
僕は可愛い猫である。
毛は全体的に白く足と尻尾の先が黒い。毛は少し長めなので丸く見える。そう見えるだけである。太ってない。
目は透き通る空のような青色でこの目で少し見つめてやればみんな僕にご飯をくれる。
僕は野良猫誰にも飼われていない。大きい川があって猫じゃらしがいっぱい生えていて岩が2つ仲良く並んでいるこっち側から沢山の車が走っている道路までが僕の縄張りだ。可愛くて強い僕。当然女の子にもモテモテである。でも今日僕は失恋した。
フサフサの黒い尻尾少し短めの手足耳はピンと立っていて全体的に黒いけど胸のあたりが白い目は茶色くて まん丸。
同じような形の家が沢山並んでいる中に少し大きめの公園がある。イルカの形をした水飲み場から一番近い家の庭にいる可愛い女の子。赤い首輪がとても似合っている。
僕は思い切って告白してみた。
「ご飯の心配はいらないしどんな雄からも僕が守ってあげる。僕と結婚して下さい。」
すごくドキドキして倒れそうだった。僕の初めての恋。返事が返ってくるまで凄く長い時間が流れた気がした。彼女口が開いた。
「えー?貴方と私じゃ無理よー。私は犬で貴方は猫じゃない。」
うん分かっていたさ。
僕は猫である。
初めての投稿です。更新は遅いと思いますが気長にやります。よろしくお願いします。