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転生

少し短いですが楽しんでもらえたら幸いです。

(何だ…?悲鳴のような声が聞こえる、それに体が何かに締め付けられるような感じがするし息が……出来ない!?)


悲鳴や体の異変により目を覚ました康太だが自分に起きている出来事に理解出来ずパニックになっている。


(何なんだ、目も見えないぞ!)


何とか体を動かそうともがくが締め付ける何かの力が強く動く事ができずにいる。そのうち息ができず気を失いかけたその時頭から腕まで締め付ける何かから解放された。そして誰かの手が脇あたりを掴み締め付ける何かから一気に康太を引き上げた。


(助かった、死ぬかと思った!)


目はまだ見えないが息が出来るようになり自分を引き上げてくれた人に感謝の言葉を述べようとしてまたさらに康太はパニックになる。


「オギャーオギャー」

(どうなっんてんだ!まともに喋れないぞ!)


「$§%☆′℃&□♀◆◎@″☆§⊆¬@$」

「☆◎◆′″$☆☆″←℃″◎◆@」


六十代の女性が臍の緒を切断し処理してから元気に産声を上げている赤ん坊を三十代の女性に手渡した。そして母親と思わしき女性は優しい笑顔と言葉を赤ん坊に投げ掛けた。

もっともその言葉は赤ん坊には、正確に言えば転生したばかりの康太には意味の分からない聞いた事もない言語で理解出来ないのだが。


(は?今なんて言ったんだ?それより今俺を軽々と持ち上げてないか?)


目は見えていないがこれ以上瞼は開かないと思われるほど目を見開きながら疑問に思っている。

その疑問も至極当たり前の事だった、何せ康太の転生前の身長は175㎝に体重70㎏だったのだから。


(いやそれよりも、喋れないし目も見えないし体も動かせないし、どうなっんてんだ?)


そんな風に色々と現状を把握しようとしている内に強烈な睡魔が康太を襲ってきた。もう何も考えていられないほどに。


(駄目だもう眠くてなにも考えられない……)


そして康太の転生一日目が終了した。

こんな感じで大丈夫ですかね?

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