突然の悲劇
よかったら評価より感想をくれればうれしいです。
僕の名前は、良。僕は何もかわらない生活、毎日同じことの繰り返し、僕はそんな人生に嫌気をさしていた。
そんな冬のある日いつものように家に帰っている途中、『ドサッ』っと言う物音が聞こえたのでその物音のする方へ行ってみた。そして僕は見てしまった。
「うわぁ〜!!」
僕はその場所から力のかぎり逃げ出した。
タッタッタッタッタッタッタッ……ハァ、…ハァ、ハァ。
「…なっ…なんなんだあいつは!?いっ、今人を殺しやがった!!」
僕が見たのは一面に広がった血だった。
誰がどう見てもあの血の量を見れば死んでいることがわかる。倒れていたそばには人が立っていたがそんなことよりもこの場からとにかく走った。僕は家までとにかく走り続けた。なんとか家に着くことができたが動揺を隠せない。部屋に入り布団に潜り込んだ。あの光景が脳から離れない…。人が死んだ…何故…??。僕は恐くてしょうがなかった…。
トントン
「良どうしたの!?そんなに急いで帰ってきて!?何かあったの!?」母さんだった。
「なんでもない」
と良は言った。
『親に話すか!?…けど人が死んだなんて信じてくれるのか!?』
僕は悩みに悩んだ…その結果、明日親に話そうと思った。今日は恐くてうまく言えそうにない…。その夜は部屋から一歩も出ず閉じこもった。
最悪の日が終わり次の日の朝がきた。僕は急いで新聞を開けた。昨日の事がニュースになっていないかとにかく調べた。
『…あのことが記事になってない!?…どうして!?』
テレビもつけたがそのことは言ってなかった。
『いったいどいゆうことなんだ!?昨日確かに人は死んでいた。なのにニュースにはなっていない…、勘違い!?…いや違う!僕はこの目でたしかに見たんだ!!あの光景を…。』
不思議でしょうがなかった。何故あんなことがあったのに事件にならない…どうして…。
『ポンッ…早く支度しないと遅刻するわょ!!』
と頭を軽く叩かれた。僕は時計を見て慌てて準備して学校に向かった。
お読み頂きありがとうございました。