表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/16

第9話『決戦の日』

桃太伝の続編ですので、桃太伝を見てないと内容がわからないと思われます。

できれば、桃太伝をお読みになってからこちらを読んでください。


あらすじ

桃太郎の子孫である桃太が仲間とともに悪の軍団、鬼王軍を倒してから数ヶ月後…


 桃太の修行場所では、


「お主はまだ、光の力を解放しきれていない。まずはその力を引き出そう」


 村長が言った。


 属性の力とは、体内の中心にある気の源のさらに奥にあるものである。

それはロックされており、通常の人間は一生開くことなく死んでゆく。

しかし、明神一族はそれを開き、特殊な力を使っている。


「今までは、閉じていた所から溢れ出した属性の力を使っていたが、

これを開ければ数段に力が増すじゃろ」


 村長はそう言うと桃太の みぞおち のあたりに手をあてた。

すると、その手がぼんやりと光だした。


「これでいいじゃろ」


「今何を?」


「わしの火の属性をお主の体に流し込んだ。属性は違うが、お主が属性の

扉を開くきっかけを与えたんじゃ。試しに解放してみよ」


 桃太は集中し始めた。


「! すごい、力が溢れてくるようだ」


 こうして、桃太たち4人は決戦に向け修行を続けていった。



 修行をはじめて2週間たったある日、桃太たちは集められた。


「修行は終わりじゃ」


 村長は桃太たちに言う。


「だが、もう一つやらねばならんことがある。それは武器じゃ」


「武器?」


「そうじゃ。武器を強化するんじゃ」


「オレは武器なんかないぜ」


 半蔵は言った。


「武器でなくとも服でも強化できる。どうするかと言うと

自分の属性の力を込めるんじゃ」


「拙者たちが作るんでござるか?」


「うむ。自分の属性の力で作った武器は自分と一体化し、

より自分の力を発揮できる。また、服などは防御力が上がるんじゃ。

お主たちも見たじゃろ。敵の一人は火の弾を受けても、怪我がなかっただけでなく、

服にもキズひとつついていなかった」


「なるほど」


 その後、桃太たちは作業を始める。刀は打ち直し、服は新たに作った。

その作業に5日を費やし、残りを個人の修行にあてた。



 そして、決戦の日がやって来た。


「腕が鳴るぜ」


「絶対勝ちましょう」


 桃太たちは装いも新たに、対決の場所へと着いた。すると、


「よう」


 犬丸たち3人が現れた。


「フン、修行やってたんだろうな」


 半蔵は冗談めいた口調で言った。


「鬼王様と我ら二人でかたずけてやる。お前らの出番はないと思うぜ」


 犬丸が言う。


 とその時、気配を感じた。


「!」


 岩場の上に七人の男たちがいる。


「逃げ出さずによく来たな」


 リーダーが言った。


「返り討ちにしてやるぜ」


 半蔵が言い返した。


「それじゃあ、はじめるとするか」


 リーダーが言うと1人の男が降りてきた。


「俺から行くぜ」


 その男は半蔵たちが一か月前に戦って負けた男だった。


「! こいつはオレにやらせてくれ」


 半蔵はそう言うと前に出た。


「すぐに終わらせてやる」


「この前のようにはいかないぜ」


 いよいよ、決戦の火ぶたが切られようとしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ