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第8話『それぞれの修行』

桃太伝の続編ですので、桃太伝を見てないと内容がわからないと思われます。

できれば、桃太伝をお読みになってからこちらを読んでください。


あらすじ

桃太郎の子孫である桃太が仲間とともに悪の軍団、鬼王軍を倒してから数ヶ月後…


「まず、何をするんだ?」


 半蔵が聞く。


「う~ん」


「う~ん、じゃねえだろ。何しに来たんだよ」


「うるせえ。オレはただ組み手をして来いって言われただけだい」


「体で覚えろってことか。よし、来い」


「えへへ、ほんじゃ、いくぞ」


 そう言うと男の子は攻撃してきた。その攻撃は一発一発が重い。


 半蔵も反撃するがパワーもスピードも相手の方が上なため苦戦している。


「オレの攻撃が効かねえ。逆に攻撃したオレの拳がしびれる。

なんて硬さしてんだ。 ?!  そうか。あれはオレの『くろがね』と同じだ」


 気づいた半蔵は、『くろがね』を使った。


「ハアアアア」


 半蔵の体が鉄のように硬くなる。


『必殺 殴る』


 すると、男の子が攻撃してきた。


 半蔵は顔にパンチを受ける。体全体を鋼鉄の硬さにした半蔵だったが、パンチを

受けた顔はゆがみ、全然効果がなくふき飛ばされた。


「ぺッ」


 口から血を吐く。ダメージを受けている。


「くそ。まだまだか。しかし、これを使いこなせれば」


 半蔵が言った。



 一方、左近の方はというと座禅をして目をつぶり集中していた。


「そうじゃ。自然の力を体で感じるんじゃ」


 左近の体の周りには熱気のようなものが見える。


「っはぁはぁ」


 集中を解いた左近は疲れていた。


「まあいいじゃろ。だいぶ自然の力を取り込めるようになった。

次の段階に入るとしよう」


「はい」


「お主は術者だったの。何か術を出してみい」


 そう言われると左近は術を放った。


『火炎弾』


「よし、今度は自分に取り込んだ自然の力を術に込めるんじゃ。

さっきも言ったが木の属性は、樹木が大地や空気から養分を吸収するように

周りのものから自然の力を取り込む能力がある。そして、その取り込んだ

自然の力を放つことで強力な攻撃をすることができるんじゃ。」


「しかし、どうやって」


「体に溜めた自然の力を術、一点に集めるんじゃ。それだけを考えろ」


「はい」


 左近は集中した。


『火炎弾』


 その放った火の弾は数倍の大きさだ。しかし、途中で消滅してしまった。


「くっ、失敗か」


「ホッホッホ。いい線いっとったぞ」



 別の場所、新之助は若い女性と戦っていた。


「それで終わりですか」


 女性が言う。


「まだまだ」


 新之助はそう言うと技を出した。


『かまいたち』


 刀から、一つの斬撃が飛ぶ。


 女性は、それを扇子の風で軽くあしらった。斬撃は消える。


「それが『かまいたち』ですか? わたしが本当の『かまいたち』を

教えて差し上げましょう」


女性は軽く扇子をあおいだ。すると、無数の斬撃のようなものが

飛んできた。新之助はその無数の斬撃によって、全身が刃物で切られた

ように切れている。


「あなたの斬撃は、ただの気を使った斬撃です。しかし、風の気を使えば

このように威力も切れ味も上がります」 


 女性はまだ汗ひとつ、かいていない。


「さあ、あなたの全てを見せてください」


 そう言われると新之助は相手に向かっていく。



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