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異世界転生録 -Aladdin-  作者: 双目 燈


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Ep40 墓荒らし

あれから数日後…ジーニアスが外で里の子らと遊んでる声が聞こえる


「リダー殿どうでしょうか?」

「あぁ、随分楽になったよ」


「でも無理は禁物です!もうしばらくお休み下さい、あと先の戦いでリダー殿の折れた剣を拾っておいたのですが修復は無理そうでした申し訳ない…」


「いや良いんだ、この部分だけ持っていくよ、もう先生から新しいのは貰ったし」


そう言うと刃折れの剣をカバンにしまう


「あの!リダー殿、その申し上げにくくて言えずにいたのですが、リダー殿が無理をして行ったアレは寿命を縮めてしまったようで…申し訳ございません」


「そっか、君らのせいじゃないよあと何年くらい生きれる?」


「私の見解ですがあと15年くらいかと」


「そっか、それだけあれば十分だ兄さんと仲直り出来るよ」


「そうですかお兄様と仲直り出来ることを祈っていますまた是非お兄様と寄ってくださいね!」


「あぁ」


「行くよリダー!」


ジーニアスと共に龍の里の人達に見送られながらアクサリリーを目指して歩いていった。




南部 アクサリリー到着



さて着いたがどうしたものか、三賢者バルタザの骨なんて、聖墓に侵入しなきゃ行けないし、衛兵たちに交渉なんて出来ないだろう。全くカルアは面倒事ばかり押し付けてくれて。


だが侵入できないこともない、道中開発した魔法もあることだし、アラジンの転移魔法術式をみて思いついた。格納魔法と低距離転移魔法だ!格納魔法のお陰で荷物の手間が省けた!たまに零れ落ちてたけど…大事なものはちゃんと持っておこう。

低距離転移魔法は目の前の場所に瞬間的に飛ぶことができる。


夜になるのを待ちながら聖墓の周りを見渡すと入れそうなところを見つけた。あとは夜になるのを待とう。


リダーと出店を見ながら時間を潰していると黒人の少年が話しかけてきた


「やぁお兄さん方!この果実はどうだい?1つアルデ銅貨3枚!今日はお1つ無料で差し上げますよ!」


黒人の子供が赤い小さな実の入った箱を見せてくる。これは…果実か?いや待て文献で見た事があるこれは…


1粒食べようとするリダーの腕を止める


「食べちゃダメだよリダー、全く僕らにゲトの実を売るなんていい度胸だね!」


軽く圧をかけると少年が逃げ出す

足速いなあの子!もうあんなところに仕方ないまた衛兵に会ったら伝えよう…


「ゲトの実ってなんなんだ?」


「あぁ、麻薬だよ食べたものは昏倒するがその間すごい快楽を得るんだそのうち辞められなくなり最後にはそのまま目が覚めなくなるんだよ。だから食べちゃダメだよ」


「分かった」


そう言って投げ捨てたゲトの実を廃人達が拾いに来る

ここは思ったより荒んだ街のようだ。


さて、宿を取り夜の作戦に備えるとしようか

赤茶色のレンガで出来た建物をあみだくじのように進んでいく綺麗な夕日が見え、猫たちがゴロゴロと喉を鳴らし近ずいて来たり、物乞いに銀貨を1枚渡しながら進んでいくと路銀の袋が軽くなった。


「迷った…」

「迷ったな」


どうしよう!宿で少し休んでから行くつもりだったのに!あまり考えず歩いてきたからここが何処かも分かんないぞ!どうしよ〜!


「おい!MK!今回の売上全然足りないぞテメェ!」


蹴りあげられあの黒人の少年が塀にぶつかる!


「お願い誰か助けて!!」


「その願い叶えたり!!リダーやっちゃいなさい!」

「え?」

「だって片手じゃ喧嘩できないだろ?魔術だと殺しかねないよ」


リダーはため息を背負っていた荷物を下ろし、こちらの様子を伺っていたチンピラ達を容赦なくぶちのめしていく


「これでいいか?」

「あぁもちろん」


伸びている味方を連れチンピラ達は捨て台詞を吐く


「てめぇら!覚えてろよ!!」


さて、問題のこの子をどうしたものか

衛兵にでも突き出そうか…


「さて君を助けたんだ対価を貰おう」


「あんたら逃げてくれ!アイツらのバックには元剣聖ジャクソンが付いてるんだ!」


「そんなのいいから宿の場所は!」


「後ろの建物だよ…」


なんだよすぐそこじゃないか、それにしても剣聖ジャクソン…あー居たなぁ父さんに挑んでボコボコにされてたヤツ元って事は麻薬関連で追放されたんだろうな…噂をすればなんとやら


「兄貴あいつらです!!」

「おうおう!どこの阿呆だ?俺たちジャクソンズに喧嘩売る奴らは…お、お前ジーニアスか!!」


「やぁ!久しぶりだねジャクソン」


「兄貴どうしたんですか!?やっちゃってくださいよ!!」


冷や汗をかいて震えてるジャクソンに対し追い打ちをかけるように睨みつける


「どうした?ジャク?死にたいんだろ?」


「勘弁してくれ!!俺はまだ死にたくないぜ!許してくれよ!な?な?」


「そうか、ならこの街に麻薬を流すのを辞めて大人しく衛兵に自首しろ」


「分かりました大将…」


「さぁ詰所に出発だ!お前が先導するだ」


そして大勢が詰所に着くと牢屋に入れられる


「出してくれ!俺は無理やり従わされていただけなんだよ!」


「ダメだよ罪には罰、願いには対価だ反省しなさい」


とか言っちゃったけど今からバルタザの骨を盗みにはいるんだけどね〜


「行くよリダー」


こっそり魔法を使い塀の内へ入り、リダーと共に聖墓の中に入る。

あった!この棺だ!

重い石の棺の蓋をリダーと一緒に押すと白骨化した遺体が寝そべっている


「ごめんなさい三賢者バルタザ…」


偉大な三賢者の骨を…あれどれだけ持ってけば良いんだ?聞くの忘れてたよまぁ、腕1本あれば足りるだろう


腕をカバンの中に入れてもらい転移魔法を使ってカルアの家へと帰った。

読んでくれてありがとうございます。ただいま迷走中です。主人公居ないし、ストーリーの深みもなく良いところがないです!とりあえず完結次第ストーリーの再構成、テーマをしっかり決め、世界観をハッキリさせたいです。惰性でも読んでくれてる方ありがとうございます( . .)"

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