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異世界転生録 -Aladdin-  作者: 双目 燈


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Ep38 鬼神カグラとの戦い

リダーの一撃は確実にその首を跳ねた!良くやったリダー!全く僕達の旅は災難ばかりだ…な…!?


「全くこれだから猿共は嫌いなのだ、ちょこざいな計略を考えねば戦えぬのだから」


鬼の首は確かに跳ねたはずなのにそこには首があった…奴はリダーの足を掴み叩きつけ遠くへ投げつける。


まずい!あのままだとリダーが死んでしまう!

魔力を練り魔精霊達を操り注意を引こうとする


「リダー!!」


「いくら戦おうと哀れな生き物よ…」


そう言って鉄扇をしまい構えをとる中背後から声が聞こえた


「よくやってくれました!旅の御仁方!高龗!今だ!」


手負いの龍神の双子が突如現れ一人は地面に手を置きもう1人はそのまま駆け抜ける

辺りは雨が降り始める


「仙龍術『龍華幻境』」


それは幻の花を咲かす龍華樹、それが咲き乱れる、その術は対象を選びその舞い落ち散る華に触れるとその身は焼かれる。龍はその場に満ちる気を力へと変える


「チッ!」


鬼神はそれを妖術を操りその花を焼こうとするがその花は燃えず、それにもう1人の龍神がそれを許さなかった


「畏み畏み申す。天之尾羽張に宿りし水魔よ私に力をお貸しください」


龍神の子の顔にリダーと似た紋様が現れ、妖術の蒼き炎を切りその道を開く


舞うように龍華樹の花と共に戦う龍神の子に対し、鬼神は手刀で攻めに入る


十拳剣を包む水は切る度鬼神の体内へと入り込むその水が入っていく度に鬼神カグラの動きは鈍っていくがただやられる鬼神では無かった。


リダーが放った戦神流奥義『遡時』を模倣する。奴はこの技の本質を見抜いていた。この技は名前の通り、時を遡る威力を込めた斬撃。リダーの放ったそれは確かに空間を歪めたが、鬼神の放った『遡時』は時間を少し戻した。

傷は受ける前に戻る。


「何をした!鬼神カグラ!!」


「ほう、これは面白いな」


舞うように戦う龍神の子に対し、鬼神は手刀でリダーを真似たカウンター攻撃へと切り替え龍神の子を吹き飛ばす


「闇龗!!」


絶体絶命の中、魔術で3人を守る


リダーは魔力枯渇の中、魔力の底を知る。あるはず底を…しかしリダーは気づいたのだ。魔力の本質を、魔力は生命力からなるものということを…


「リダー!!」


2人の紋様を持つ戦士が並び立つ。

「行くぞ旅の御仁」

「あぁ」


熟練した剣士は共に戦う仲間の動きすら把握する


体の熱を雨が冷ます双剣のリダーが魔力を込めた斬撃で、鬼神の手を切り落とそうとするが反対の手で剣の腹殴り父の形見の剣が折れるがもうジーニアスの剣で手首を切り落とす


「先生!!」


近ずいていたジーニアスに剣を投げ渡すとジーニアスは左手で剣を握り魔力を込めた一撃を放つ


『国断』


光が集落を包むと共に轟音が響き渡る


鬼神の身体は今だ原型を保っており満身創痍のジーニアスらを恐怖させる。

何故ならまたあの招式の動きをする


しかしそれを闇龗は許さなかった。

胴体が切られた線の通りに泣き別れる


やっと終わった…

ジーニアスは座り込む


「やったねリダー」


しかし返事は帰ってこない

そう思いリダーを見ると地面に倒れ込んでいた


「リダー!!」

すごい熱だこんな熱の状態で戦っていたのか。いやそれよりも今は一刻も休ませないと!


「こちらへ!私たちの恩人を死なせはしません」


術式を解いた高龗がリダーを背負い、残っている家屋へと入っていく。

龍の秘薬なるものを飲ませるとリダーの容態が落ち着いていく


「感謝する…リダーまで失っていたら僕は…」


「感謝など!こちらの台詞ですよ!あなた方がいなければ村が滅んでいましたよ。その上このようなことになり申し訳ないです…」


「そうですよお客人。こちらは助けられた身、感謝を受け取る訳にはいきませんよ。少し悪いのですがまだ生き残っている者たちを呼び寄せてきます」


そう言うと外に出ていくと凄い風が建物を吹き揺らす。

何事かと思っていると高龗が話してくれた


「ビックリしますよねでも大丈夫ですよ、兄が龍化し飛んで行っただけですから、もう日は暮れていますしどうかここに泊まっていってください」


確かにもう日暮れだし、野営しなくていいのはありがたい。ここは温情を受けようか…


「お休みになる前に食事にしましょう」


そう言うと囲炉裏に鍋を吊るしそこに野菜を詰め汁物を作る鍋の周りに串をさした魚を刺し並べる


そこから半刻待つと食べ頃となり椀によそう、炊かれた玄米に、囲炉裏でじっくり焼かれた魚、そこに野菜の味噌汁らを四つ並べられる。


なぜ4つかと思っていると背後から声が聞こえる


「お腹空いた」

「リダー!目が覚めたのか!」


その時、また風が建物を吹き揺らす


「ただいま戻りました…」

「ご飯できてるよ兄さん」


4人囲炉裏を囲み食事を取る


リダーはまだあまり身体が動かないようなので弟殿が介抱してくれている。


「それにしても箸の使い方が上手ですね!!」


「これでも極東に滞在していたことがあるんだ!それはそれは大変だったがとても楽しかったよ!それに君たちの故郷も知ってるよ」


「桃源郷をですか!ぜひ聞かしてください」


今まで弟子達がしてくれなかったその反応に心喜ばしいようで楽しそうに話を始めその日を終えた


読んでくれてる皆様ありがとうございます( . .)"

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